楽器製作者| おしごと図鑑115 - 日本の学校 | 色んなお仕事を紹介
おしごと図鑑115
監修/元全国小学校社会科研究会会長 羽豆成二

音楽にかかわるおしごと


楽器製作者のおしごと
 ピアノやバイオリン、ギターなどを一つ一つ手作りする仕事が楽器製作者です。手作りの楽器は、流れ作業で作られた楽器には出せない深みのある音を持っています。プロの演奏者にはなくてはならないものなのです。また、音がくるってしまった楽器を直すことも大切な仕事です。どちらも、微妙(びみょう)な音を聞き分けるすぐれた耳と音感を持っていなくてはなりません。楽器製作や修理のプロを目ざすには、専門の学校で楽器の作りやひき方、修理の仕方を学び、楽器メーカーに勤めたり、工房(こうぼう)に弟子入(でしい)りしたりします。  

楽器製作者に聞いてみました

 わたしのようにこわれた楽器を直す人は、楽器リペアスタッフと呼ばれています。仕事は、楽器メーカーで管楽器の部品の微調整(びちょうせい)をしたり、売ったあとの楽器のアフターサービスなどをしています。また、海外から届いた楽器は音がくるっていることが多いので、その調整もします。さいごに自分で曲をひいてみますので、あるていど楽器がこなせることも必要です。実際に音を出してみないと、微妙な調整ができないからです。演奏する人に満足してもらえれば、わたしもうれしいです。
他にも楽器製作者に関係する職業としてピアノ調律師、ギタークラフトマン、楽器リペアスタッフなどがあります。
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