工業デザイナー| おしごと図鑑115 - 日本の学校 | 色んなお仕事を紹介
おしごと図鑑115
監修/元全国小学校社会科研究会会長 羽豆成二

ものをつくるおしごと


工業デザイナーのおしごと
 工業デザイナーは、工場で造られる工業製品をデザインするのが仕事です。(インダストリアルデザイナーともいいます)。ひと口に工業製品といっても、身近な日用品から自動車まで、さまざまなものがあります。でも、デザイナーがやる仕事の基本は、どれも同じです。デザインは形や色も大事ですが、使いやすいことや、使う人がけがなどをしないような安全さも、求められます。工業デザイナーになるには、デザインをパソコンですることが多いので、パソコンを使いこなせることも大切です。  

工業デザイナーに聞いてみました

 わたしは、主に小中学生向けのハイテク学習機のデザインをしている工業デザイナーです。子ども向けの製品なので、「安全」ということに、特に気をつけています。持ち運びするものは、なるべく軽くします。落として、足などをけがすると大変です。へりもとがっていると危ないですから、丸めておきます。お子さん向けなので、あまり高い値段にはできません。できるだけ値段をおさえて、なおかつ、カッコイイと言ってもらえるデザインになるよう、がんばっています。
他にも工業デザイナーに関係する職業としてプロダクトデザイナー、モデラー、ルアーデザイナー、彫金師などがあります。
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