医薬情報担当者(MR)| おしごと図鑑115 - 日本の学校 | 色んなお仕事を紹介
おしごと図鑑115
監修/元全国小学校社会科研究会会長 羽豆成二

医療・健康にかかわるおしごと


医薬情報担当者(MR)のおしごと
 製薬会社の社員として、その会社が出している薬について、医師や薬剤師(やくざいし)に説明する仕事です。薬は、人の命にかかわるものなので、売れさえすればいいというわけにはいきません。新しい薬の使い方、効き方、気をつけることなどを細かく伝えて、正しく使ってもらうようにします。また、自分の会社の薬だけでなく、薬のいろいろな新しい話を伝えていくのも大切な仕事です。薬を使った医師や薬剤師の感想をきいて、いいところや悪いところを会社に教える仕事もします。  

医薬情報担当者(MR)に聞いてみました

 わたしは、大学の農学部をでてから製薬会社に入り、この仕事につきました。薬の話は難しいけれど、まちがえると大変なので、がんばって勉強しています。このあいだ、あるお医者さんから、薬を飲んだ人のぐあいが悪くなったと聞いて、急いで会社に伝えました。薬の副作用かもしれないので、ほかのお医者さんにも気をつけるようにと注意しています。患者(かんじゃ)さんとじかに会うことはありませんが、わたしたちも人の命を守る仕事をしているのだなあと思います。
他にも医薬情報担当者(MR)に関係する職業として登録販売者などがあります。
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