動物トレーナーになるには
信頼関係が観客の喜ぶステージをつくる
水族館やサファリパーク、シーワールドなどで、イルカやシャチ、アシカ、アザラシなど、ショーに出演する動物たちの飼育・調教をするのが動物トレーナーの仕事。トレーニングの目的は、その愛らしい姿やさまざまな芸によるエンターテインメントを観客に披露して楽しませるためです。中でもイルカのショーは、世界の多くの国や地域で行われており大変人気があります。また、ショーだけでなく実際にイルカと触れあえるところもあります。動物相手の仕事は勤務時間も不規則で体力も必要ですが、近年の人気もあって、ますます注目が高まっている職業といえるでしょう。
トレーナーは動物を飼育して、ショーで見せる芸の訓練を行うだけではなく、習性や生態などを理解して、動物との間に強い信頼関係を築く必要があります。ただ、イルカやシャチ、アザラシなどはペット動物ではなく、日常生活で接することはまずありません。こうした動物たちに関して正確な知識を得るには、動物関連の学校で学んでおくことが大切。それがトレーナーへの近道といえるでしょう。また、学んだ知識を活かして、飼育スタッフや海洋研究施設での職業に就ける可能性もあります。なお、公営の動物園での勤務を希望する場合は、自治体の職員採用試験に合格する必要があります。海あるいは海に近い場所での仕事も多く、スクーバダイビングや小型船舶免許があると活躍の場が広がります。
パンフをもらうと更に詳細な情報を確認できるので、職業研究の参考にしてください。
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