先輩たちに学ぼう! 大学受験で後悔したこと 高校生ランキング レポート
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    大学受験で後悔したこと

    勉強・受験

    2021.12.27

    日々の勉強に頑張っていますか?これからの大学受験に、不安を感じている高校生もいるのではないでしょうか。

    そこで、大学に合格した先輩たちに「大学受験で後悔したこと」を聞きました。先輩たちが失敗したことを知っておけば、少し心に余裕が持てるかもしれません。

    後悔しない大学受験ができますように、そのヒントが見つかれば嬉しいです★

    大学生に聞いた「大学受験で後悔したこと」

    Q.大学受験において後悔したことについて、当てはまるものを選んでください(複数選択可)

    1位 受験勉強の取り組み方
    2位 勉強のモチベーション管理・維持の仕方
    3位 生活リズム・睡眠などの体調管理
    1位 受験勉強の取り組み方
    2位 勉強のモチベーション管理・維持の仕方
    3位 生活リズム・睡眠などの体調管理

    国公立大学進学者、私立大学進学者ともに、「受験勉強の取り組み方」について後悔している大学生が最も多く見られました。

    2位、3位には、「勉強のモチベーション管理・維持の仕方」「生活リズム・睡眠などの体調管理」が挙がりました。

    次より、大学生に聞いた「後悔した内容」をご紹介!これからの取り組みの、ご参考になれば嬉しいです。

    大学生の「大学受験で後悔した」内容

    1.受験勉強の取り組み方
    1)「基礎固め・苦手克服」は1、2年生から

    ・1、2年のうちに基礎をしっかり固めておくべきだった(国公立大学1年・理系・男子)
    ・高校1年の時から苦手を潰しておけばよかった(私立大学3年・文系・女子)
    ・基礎を飛ばして難しい問題を解こうとし続けたこと(国公立大学1年・理系・男子)

    受験勉強の取り組み方として、「基礎固め」や「苦手科目の克服」は、1年、2年生で取り組んでおけばよかったという声が挙がりました。

    入試科目に「苦手科目」がある場合、基本的な問題であれば得点できるように、早めに基礎理解を進めておくことがポイントですね。

    得意科目の勉強は楽しく感じるけど、苦手科目は分からない問題もあって時間もかかりますよね。できるだけ早めに基礎固め、苦手克服に取り組み、受験勉強のスタート準備をしましょう!

    2)「学習計画」は、予備日を設けて柔軟に

    ・がむしゃらに勉強をしていたため、もう少し計画的に取り組めばよかった(私立大学3年・文 系・男子)
    ・神経質になりすぎて細かいスケジュールを立てすぎて頭がキャパオーバーしたこと(私立大学 2年・文系・男子)

    学習計画としては、「計画的に取り組めばよかった」や「細かいスケジュールを立てすぎた」など、計画の立て方について挙がりました。

    志望校合格のため、まずは目の前の模試やテストなど、近い目標を定めましょう。その目標達成に向けて計画を立て、計画に沿って学習をしていきます。

    また、学習計画は、大ざっぱすぎず、詰め込みすぎないものを。週末は、計画の見直しや、勉強の遅れを取り戻す予備日として、柔軟性を持たせておくと良いでしょう。

    3)国公立2次・私大入試の対策時期に注意を

    ・もう少し早めに志望校を決めて、傾向をつかんでおけばよかった(国公立大学2年・理系・男子)
    ・赤本を解き始める時期が遅すぎた(私立大学1年・文系・女子)

    「志望校の傾向を掴む」や「赤本を解く」などの国公立2次・私立大学対策の時期が遅かったという声も挙がりました。

    記述式の試験対策には時間もかかりますので、取り組むのが遅くなりすぎないように、早い時期に出題傾向を掴んでおきましょう。

    過去問を解く際には、本番を想定して、時間を計って取り組みましょう。また、時間切れとならないように、時間配分の仕方について対策を練っておくと良いでしょう。

    2.生活リズム・睡眠など体調管理
    1)夜型の方は、朝型にチェンジしよう

    ・3年生になって夜型を朝型に変えるのに苦労した(国公立大学1年・理系・女子)
    ・睡眠時間をかなり削ってしまい、昼夜逆転が起こった(私立大学3年・文系・女子)
    ・夜ではなく、朝に勉強をすれば良かった(私立大学3年・文系・女子)

    「朝型に変えるのに苦労した」「昼夜逆転が起こった」など、夜遅くまで勉強してしまって、夜型になってしまった先輩も見られました。

    午前中の入試でも実力を発揮できるように、生活リズムを整えましょう。夜型の場合は、早めに朝型にチェンジして慣れておくと良いようです!

    2)受験直前の体調管理は特に注意しよう

    ・寝不足が続き、直前期に風邪引いたこと(国公立大学1年・理系・女子)

    「直前期に風邪引いた」先輩も見られました。せっかく受験勉強を頑張っても、直前期の大事な時に、体調を崩してしまっては残念な気持ちになってしまいますね。

    受験直前期の体調管理が大事なのは分かっているけれど、ついつい無理してしまいますね。改めてですが、受験直前期の体調管理は十分に行い、受験日に実力を発揮できるように心がけましょう!

    3.勉強のモチベーション管理・維持の仕方
    1)勉強と休憩のルーティンを決めておこう

    ・ずっと勉強していると集中力が持たないことが多かった(私立大学4年・文系・男子)
    ・携帯を見てしまうことが多かったので、それはモチベーションが切れていたからだと思う(私 立大学4年・文系・女子)

    「集中力が持たない」「携帯を見てしまう」など、勉強と休憩のメリハリをつけるのに苦労した先輩の声も聞かれました。

    1時間勉強したら好きな曲を1曲聞くなど、勉強と休憩のルーティンを決めておくと、崩れたリズムを立て直しやすいです。

    あなたが、短時間で気分転換できるものを見つけておくと良いでしょう。

    2)立て直しが困難な時は、周囲を頼ろう

    ・ネガティブになりすぎて勉強に手がつかない時がありました。相談などするべきでした(私立 大学1年・文系・女子)
    ・模試などで合格判定が悪かった時は本当にこの大学で良いのか迷った(国公立大学1年・文系 ・女子)

    「ネガティブになりすぎた」「この大学で良いのか迷った」など、不安な気持ちや迷いが生じて対処に困ったという先輩も見られました。

    気持ちの立て直しが難しいと感じたら、応援してくれる家族や先生、友だちに素直な気持ちを聞いてもらうのも良いですね。

    話すことで自分の気持ちを客観的に捉えられ、冷静に対処できることもあります!

    4.志望校の選び方
    1)志望校は、あなたに合う学校を選ぼう

    ・漠然と決めていたため、勉強へのモチベーションが上がらないことが多くあった(国公立大学4年・文系・男子)
    ・自分の学力や偏差値と合っているかを重視した結果、あまり興味の持てない学科を志望してしまい、今でも専門科目を面白いとは思えないこと(国公立大学3年・文系・女子)

    「漠然と決めた」「興味の持てない学科を志望してしまった」など、志望校選びが不十分だったことを後悔している先輩も見られました。

    志望校選びは「志望校に行くために勉強する」という勉強のモチベーションに直結します。また、大学進学後には、興味のある分野の勉強に打ち込みたいですよね。

    そのためには、学校案内パンフレットで学ぶ内容を比較検討したり、オープンキャンパスに参加して学校の雰囲気を感じたりして、後悔しないようにあなたに合った志望校を見つけましょう!

    2)受験校選びでは、後悔しないチャレンジを

    ・もっと上を目指してみるべきだった(私立大学2年・理系・男子)
    ・もう少し上を目指せたと今では思うが、当時は大学にとりあえず入りたいという思いが強く妥 協してしまった(国公立大学2年・文系・女子)

    「もっと上を目指してみるべきだった」「妥協してしまった」など、レベルの高い大学にチャレンジしなかったことに後悔している先輩も。

    私立大学であれば、受験を迷っているのであれば、受験料はかかってしまうけれど、後悔しないためにもチャレンジしておくと良いと思います。

    自分で受験校を決めるのが難しい場合は、家族や先生などに相談すると、客観的な意見がもらえて参考になりますね。

    5.その他
    1)得意科目を活かせる入試方法・科目選びを

    ・漠然とではなく、合格するためには何が必要でどこを重点的にしていくかを前もって知っておく(国公立大学3年・文系・女子)
    ・早くに希望の入試方法に向けて計画するべきでした(私立大学1年・文系・女子)

    大学の入試方法・科目は多様化が進んでいます。たくさんある中から、自分の得意分野・科目を活かして受験できる「入試方法・科目」を見つけることが重要だという声が聞かれました。

    総合型選抜、推薦型選抜の場合は、入試時期も早いです。まずは、早めにどんな入試方法があるのか、希望する大学・学部はどんな入試科目なのかを確認しましょう。

    志望大学・学部の入試科目が分かれば、どの科目をどれくらい頑張らなければならないのがが分かり、受験勉強の方針も決めやすくなりますね。

    2)塾・予備校選びも事前の調べを

    ・もう少し、親身になってくれる先生がいる塾を選ぶべきだった(国公立大学4年・理系・女子)
    ・予備校で合わない勉強方法を実行していたように思う(私立大学1年・理系・女子)

    「塾や予備校選び」で後悔したという先輩も見受けられました。

    塾や予備校選びについても、「親身になってくれる先生がいるか」「自分に勉強方法が合うか」などの視点でチェックしてから選ぶのがおすすめです。

    あとがき

    いかがでしたか?先輩たちの大学受験で後悔したことをご紹介しました。できるだけ早めに、志望校選び、入試方法・入試科目選び、受験勉強に取り組んで、志望大学の合格を掴み取ってもらいたいなと思います。頑張ってくださいね!応援しています★



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