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高校生の好きな小説家・住野よるさん オススメ小説をご紹介!
ライフ
2022.11.29
みなさんは、誰の小説が好きですか?どんな小説が好きですか?
高校生のみなさんに、好きな「小説家・作家」を聞いたところ「住野よる」さんが女子2位、男子3位にランクイン!男女ともに人気のようです!
そこで、高校生に教えてもらった住野よるさんのオススメ小説をご紹介!気になる小説があったらチェックしてみてくださいね★
※下記、画像をクリックするとAmazonの詳細ページにリンクします。
「住野よる」さんのご紹介
- <高校生オススメ小説>
1.君の膵臓をたべたい
高2・山口県・男子/高1・岩手県・女子など
2.また、同じ夢を見ていた
高2・岐阜県・女子/高3・宮崎県・女子など
3.か「」く「」し「」ご「」と「
高3・大阪府・男子/高1・茨城県・女子など
4.青くて痛くて脆い
高2・愛知県・男子 -
多くの高校生が、きっと共感する「青春小説」!
小説投稿サイトに投稿した「君の膵臓をたべたい」をきっかけにデビュー。「キミスイ」とも呼ばれ、大ベストセラーに。清涼感あふれる青春小説が多く、高校生のみなさんにも人気ですよね。
多感な若者の心情や、甘酸っぱい青春がリアルに描かれ、高校生が共感できる内容。自分を客観的に捉えたり、他者を思いやり、接し方を見つめ直すヒントが得られるかもしれません。
また、散りばめられていた伏線が徐々に明らかになり「そうだったのか」と分かる楽しさや、思わす笑ってしまうユーモア、ファンタジー要素も織り交ぜられ、読み始めると一気に読んでしまいます。高校生のみなさんにオススメです!
1.君の膵臓をたべたい
- story
病院で、クラスメイト・桜良のヒミツの日記「共病文庫」を拾った高校生の「僕」は、桜良が膵臓の病気で、余命わずかなことを知る。「僕」は桜良と行動をともにするようになり、正反対の2人の心が通い合いはじめます… -
タイトルの意味に、思わず涙する。
住野よるさんのデビュー作「君の膵臓をたべたい」は、実写映画化、劇場アニメ化もされ、広く知られる感動作。人との関わりを避けてきた僕は、元気で明るい桜良と共に過ごしていくことで、徐々に気持ちが変化していきます。
キラキラとした桜良と僕の甘酸っぱいやりとりが爽やかで、また、ふざけ合っておしゃべりする様子は面白く、楽しい気持ちになります。桜良のことを大切に思う友だちや、両親とのやりとりには、きっと共感するところもあるでしょう。
タイトル「君の膵臓をたべたい」の意味を知ると、切なくも温かい感動が押し寄せます。また、桜良の生きることに対する真摯な姿勢に、今を一生懸命に生きる、高校生みなさんへのエールも込められているように感じます!
2.また、同じ夢を見ていた
- story
小柳奈ノ花は、「人生とは〜」が口癖の、少しおませな小学生の少女。少女は、ある日、一匹の猫に出会い、その出会いから様々な過去を持つ3人の女性たちと出会っていく。「幸せとは」探しの物語… -
「幸せとは何か」を問う、心温まる物語。
住野よるさんの2作目「また、同じ夢を見ていた」は、マンガ化もされた作品。賢くおませな奈ノ花は、学校では周囲から浮いてしまう存在。学校の外では、一匹の猫、3人の女性の友だちと、一緒に過ごすのが日課です。
奈ノ花は、自分が正しいと思うままに発言や行動をするも思わぬ結果に。自分の思いや、周囲の反応について、思い悩みます。女性たちとの交流を通して大事なことに気づいていき、また「幸せとは何か」の考えを深めていきます。
純粋でまっすぐな奈ノ花の発言には、ハッとさせられたり、共感したりします。少女がたどり着いた「幸せとは何か」。時空を超えるような不思議なファンタジー要素も加えられ、一気読みしてしまう、心温まる物語です。
3.か「」く「」し「」ご「」と「
- story
少しだけ特別な力があり、自分だけのかくしごとを持っている高校生のクラスメイト5人の男女。それぞれが持つ特別な力のせいで、お互いがもどかしかったり、それぞれへの想いがあったり… -
クラスメイト5人の、爽やかさ溢れる青春小説!
住野よるさん4作目、か「」く「」し「」ご「」と「。高校のクラスメイト5人の、爽やかさ溢れる青春小説。それぞれ自分だけの特別な力を持っていることは隠しながら、高校生活を楽しみ、人間関係に悩み、友情や愛情を育んでいきます。
5人の個性はバラバラ。男子は、地味な京くん、クラスの人気者ヅカ。女子は、元気なミッキー、パッパラパーなパラ、内気なエル。それぞれの視点で心情が描写され、自分と近い人物の心情に、共感しながら読み進められるのが魅力です。
友達に気を使いすぎて逆にぎくしゃくしてしまったり、自分の思いと違う言動をしたことに罪悪感を感じたりと、高校生活で感じるような様々な悩みを乗り越えて、それぞれが前へと進んでいきます。高校生のみなさんに、読んでいただきたい爽やかな1冊です!
4.青くて痛くて脆い
- story
大学1年の春、僕・田畑楓は秋好寿乃に出会う。人との距離感を一定に保ちながら過ごす楓は、空気を読まない発言をする純粋な秋好と秘密結社「モアイ」を作る。3年が経ち、あの時、理想を語りあった秋好はもういない… -
就職活動を終えた大学生の、最後の青春の物語。
住野よるさん5作目「青くて痛くて脆い」は、実写映画化もされました。理想を持つ秋好の情熱に感化され、楓は2人で秘密結社「モアイ」を結成。3年が経ち、あの時の秋好はもう・・・。就職活動を終えた楓は、秋好の嘘を本当にしようと行動を起こします。
高校生のみなさんも、思い込みや視野の狭さで周りが見えなくなったり、自分が正しいと思ったことが実はそうではなかったという、苦い経験があるかもしれません。楓の言動には、そんな青春の苦さも感じられるでしょう。
きらめく大学のキャンパスライフの描写と共に、傷ついたのは自分のはずなのに、他者を傷つけてしまうなど、若い残酷さが痛烈に描かれます。もがきながらも前に進んでほしい、失敗してもやり直せると、みなさんへのエールも感じられる1冊です!
あとがき
いかがでしたか?住野よるさんの小説は、若者の人間関係や、揺れ動く心情が分かりやすく描かれ、目に見えない他者の想いを想像するのに役立ちますね。同じ本も、再度読むことで理解が深まり、感じ方も変わっていきます。小説を通して他者を思いやる想像力を高め、やさしい人になれたらいいなと思います★
- ※当記事は、2022年11月時点の情報をもとに作成しています。
- 【アンケート調査概要】
- 調査方法:ネット調査
- 調査期間:2022年9月12日~9月21日
- 調査対象:高校生
- 回答者数:男子146名/女子332名
- ※高校生ライフランキング「好きな「小説家・作家」 2022年」より
- <高校生オススメ小説>
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