関西外国語大学英語キャリア学科小学校教員コースの詳細情報

英語キャリア学部英語キャリア学科小学校教員コース

国際的視点と英語コミュニケーション力を兼ね備えた
英語が使える小学校教員を育成します。

英語キャリア学科小学校教員コースの特長

就職状況

■8期生の教員採用試験合格率は66.7％。全国平均をはるかに上まわる高い合格率です。
小学校教員コースの第8期生が2024年3月、卒業。18人が教員採用試験を受験し、12人が合格。合格率は66.7％で、1期生(52％)、2期生(62％)、3期生(55％)、4期生(55％)、5期生(75％)、6期生(61％)、7期生(89％)に続き、高い合格率を達成しました。これは、関西外大が中学・高校の英語教員の採用数で高い実績を誇り、小学校教員の採用試験対策でも充実した支援体制を整えているためです。授業とは別に、採用試験に向けての対策講座などを実施しました。

カリキュラム

■1学年50名、少人数体制で指導します。
定員は1学年50名とし、「少人数教育」を徹底します。各教科で実績のある専門教員、小学校や教育委員会での実務経験者など、経験豊富な教員を配置しています。少人数教育により、教科の指導だけでなく、学生の悩みや不安を解消するための個別相談や、学生生活全般にいたるまで、4年間にわたり一人ひとりにきめ細かな指導を行います。また、同じ目的を持った仲間と密度の濃い学び合いができるのも特色です。

■小学校教育に必要な全教科・領域を、実践的に学びます。
「国語、社会、算数、理科、生活、音楽、図画工作、家庭、体育」の各教科に加え、道徳教育や特別活動といった、小学校教育に必要な全教科・領域の「実践的指導力」の育成のため、理論も実践も学べるカリキュラムとなっています。実践的指導力とは、教育活動の経験に基づき、子どもの発達段階に沿って知識や技術を理解させ、修得できるようにする力をいいます。授業では、各教科のプロフェッショナルが基礎からていねいに教え、理数系や実技系の科目は、理科実験室、音楽教室、家庭科教室、書道・図工教室など専用の施設で行われます。大学を卒業するためには、「小学校教諭一種免許状」の取得が必要です。

独自の支援制度

■教養教育科目も充実。豊富な現場体験も
専門教育科目に加え、教養教育科目で幅広い教養と思考力を養成します。インターンシップやボランティア活動に対して単位認定を行う科目「総合実習（インターンシップ）」や「総合実習（ボランティア）」もあります。また、近隣小学校で外国語活動支援を行ったり、小・中・高校などでボランティアとして教育活動に参加したりすることで実践的指導力を高めることができます。教員をめざす学生を専門に指導・支援する「教職教育センター」が、教職インターンシップやボランティアの派遣をはじめ、多くのプログラムを実施しています。教育実習や介護等体験、授業に関する指導や支援も行っています。

その他の特色

■グローバルな教育により、国際感覚を養います。
小学校教員コースでは、小学校教育の学びだけでなく、多文化共生理解や英語コミュニケーションなど、質の高い国際教育を行います。ネイティブ教員による英語の授業のほか、関西外大には年間約900人の外国人留学生が集まり、キャンパスは国際的な雰囲気と活気に満ちあふれ、学生相互による国際交流が盛んに行われています。こうしたグローバルな教育環境の下で、多文化共生社会に対応した豊かな国際感覚を身に付けます。

■英語コミュニケーション力をしっかり身に付けます。
英語の授業は、1年次から平均週6回行い、英語4技能（聞く、話す、読む、書く）を徹底的に磨き上げ、たしかな「英語コミュニケーション力」を身に付けていきます。さらに、TOEFL、TOEICの得点アップを図る授業や、英語学といった言語教育科目も数多く開講しています。

■海外研修プログラム始動
海外協定大学と協働開発しました。多文化共生時代の教育で必要な高いコミュニケーション力に加え、異文化やさまざまな価値観を理解するための知識や思考力を養います。多様な文化背景をもつ子どもたちとの交流や教育現場での体験を通し、将来広い視野で小学生と向き合える教員の育成をめざします。