観光学部
世界的規模で拡大する観光と産業、経済、地域、社会、文化の動態的な関係に迫る
観光学部の特長
- カリキュラム
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新型コロナウイルスの流行が落ち着き、観光はそれまで以上の活況を呈しつつあります。世界的規模で拡大する観光は、交通、宿泊、情報、小売などのサービス産業に止まらず、第一次産業や第二次産業とも深く関係するなど、経済波及効果の高い存在として知られています。また、スマートフォンやSNSを手がかりにあらゆる場所にまで足を伸ばすツーリストの姿は、地域の社会や文化に小さくない影響を与えています。
観光学部は、観光学科と交流文化学科というふたつの学科を設置し、そういった現代社会における観光のありように様々な角度から迫ります。具体的には、経営学、マーケティング、経済学、工学、建築学、社会学、人類学、地理学、文学、歴史学といった多様な立場から、観光をめぐって顕在化する諸問題と向き合ったり、これまでにない観光と社会や文化の関係性について分析したりします。
言うまでもなく、観光は社会の変化とともに日々進化し続けます。観光学部での学びを通して身についた、こうした観光の姿を多角的に把握する姿勢は、よりよい社会を構想するための重要な資質へと繋がります。観光学部は、観光を通して世界を理解するとともに、社会課題の解決に貢献できる素養を育みます。もっと見る
- 学べる内容
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■学科ごとの学び
●観光学科
観光学科の教育は、「観光関連産業の経営」「観光による地域活性化」という2つの視点で構成されます。旅行業や航空運輸業などの経営や、観光地づくりに関するプログラムを中心に、新しい観光ビジネスや地域振興のあり方を考察。ビジネスの最前線で活躍する方々から経営を学ぶ教育機会も取り入れ、経営やマーケティング、地域計画、行政といった多彩な側面から新しい観光の姿を構想する力を養います。
●交流文化学科
観光のグローバル化に伴って多くのツーリストが世界中を移動していますが、これらの旅は、SNSをはじめとするメディアによって支えられています。また、観光地では多様な特産品が売買されるなど、現代社会において観光は、ヒト・情報・モノのモビリティを地球規模で加速させています。交流文化学科では、観光をきっかけにヒト・情報・モノが交わることで生み出されるこれまでにない文化や社会のありように着目します。もっと見る
- 主な就職先
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■就職状況
(株)JTB、東武トップツアーズ(株)、国家公務員一般職、(株)JALスカイ、アパホテル(株)、りそなグループ、東急ステイサービス(株)、ANA X(株)、(株)クイック、(独)都市再生機構、(株)サイバーエージェント、(株)ヤクルト本社、(株)ファーストリテイリング、富士通(株)、レバレジーズ(株)、流山市役所、日本航空(株)、東日本旅客鉄道(株)、伊藤忠商事(株)、アマゾンジャパン(合) 他多数
(2023年3月卒業生実績)もっと見る
観光学部の概要
- 定員370名
- 募集共学
- 学費137万4500円 [2024年初年度納入金(入学金含む)]
※2024年4月入学者対象のものです。
観光学部の学科・コース・専攻
- 観光学科
- 交流文化学科
学べる学問
- ・社会学
- ・地理学
- ・文化人類学
- ・観光学