岩手県 宮古水産高校 | 「海プリン」で全国大会優秀賞 地元の水産業復興を後押し | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

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「海プリン」で全国大会優秀賞 地元の水産業復興を後押し

岩手県 宮古水産高校 食品家政科3人の3年生

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「周囲の人と協力し、地域社会のためにすすんで奉仕する心を養う」を教育目標の一つとする岩手県立宮古水産高校。 昨年秋には「震災からの復興を目指す地元水産業界を支援しよう」と、食物科の生徒がオキアミを活用した料理を発表するなど、様々な活動を行なっている。

食品家政科水産物有効利用研究班の生徒は、宮古の海から採れた塩を生かした「いわて宮古の海プリン」を、市内の乳製品販売業社の協力を得て開発した。県内のスーパーや道の駅、ネットショップなどで、1個140円で販売され、売り上げの一部は、地元の水産業復興のために寄付される。

開発したのは、食品家政科の3年生3人。県内産牛乳を使用した豊かなミルク風味、モチモチした食感の中に、まろやかな宮古の塩が溶け込んでいる。開発した生徒は「一番難しかったのは塩加減」という。その日その日の気温の違いで塩味の加減が微妙に変わるため、試作品を毎日食べ続け、納得のいく味わいを見つけ出した。

岩手県 宮古水産高校 食品家政科3人の3年生2 岩手県 宮古水産高校 食品家政科3人の3年生3 岩手県 宮古水産高校 食品家政科3人の3年生4

そして昨年12月7日、3人の生徒は海プリン開発の経緯を島根県で開催された「全国水産・海洋系高等学校生徒研究発表全国大会」で発表。見事優秀賞を受賞した。

生徒は喜びを胸に、「今後も宮古の復興に向けてできることをしていきたい」と意気込んでいる。
(2013年1月掲載)

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