静岡県 稲取高校 | 台風被害の伊豆大島でボランティア 感謝の心を学ぶ | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

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台風被害の伊豆大島でボランティア 感謝の心を学ぶ

静岡県 稲取高校 1年生、2年生のみなさん

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2013年10月16日、台風26号による豪雨で多大な土石流に見舞われた伊豆大島。その惨状をニュースなどで知った静岡県立稲取高校の生徒が、「自分たちも何か役に立ちたい」と、現地で建物内の土砂を取り除くなどのボランティア活動を行った。

今回の活動に参加したのは、生徒会役員を中心に1、2年生11人。1日目は、はじめに大島町役場を訪れ、生徒会とボランティア部の募金活動で集めた約10万円の義援金を贈呈した。その後、活動をスタート。町の中心部にある倉庫内に流れ込んだ土砂のかき出しやロッカーなどの片付け、ビンやコンテナなどの洗浄に取り組んだ。

2日目は、被害の大きかった山の中腹にあるホテルの庭に溜った土砂を取り除く作業を行った。庭には大きな石が流されて埋まっていたり、椿の木が流されるなど、被害の甚大さに生徒は「地震か竜巻の後のようだった」「かき出しても、かき出しても元の高さにならず、悔しかった」と話した。そして、地元の人々から「ありがとう」の言葉をかけられ「うれしかった。一日も早い復興へみんなの心が一つになったと思う」「教えていただく事がたくさんあった。私たちの方がお礼を言う側だと思った」と話す。

静岡県 稲取高校 1年生、2年生のみなさん2 静岡県 稲取高校 1年生、2年生のみなさん3 静岡県 稲取高校 1年生、2年生のみなさん4

生徒を引率した教諭は、「今回の活動で互いに協力し合う大切さ、感謝の心など多くを学んだと思う。私たちの町も同様の被害に合う可能性はある。その時、自分に何ができるのか考え、行動できる人材を育てたい」と話していた。
(2014年1月掲載)

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