熊本県 必由館(ひつゆうかん)高校 | ネパールに学校を贈ろう 支援続けて10年、地域も協力 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

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ネパールに学校を贈ろう 支援続けて10年、地域も協力

熊本県 必由館(ひつゆうかん)高校 生徒会・JRC部のみなさん

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1911年創立の熊本市立必由館高校は、地域交流、社会貢献を伝統とし、その視線は世界へと広がっている。柱となっているのが生徒会とJRC(青少年赤十字)部だ。

多彩な活動の中で、今年10年目を迎えるのがネパールに学校を建てるための支援活動だ。

「熊本ナマステ会」が1994年から進めているネパールに学校を贈る活動に生徒会が賛同。2005年から生徒や地域に呼び掛け「書き損じはがき回収運動」をはじめた。5年後、JRC部も活動に参加。部員たちが毎月1回、学校周辺の各家庭を回って古紙類などを回収する他、文化祭でマフラータオルの販売も行っている。最近では生徒たちの活動を応援しようと、活動地域以外の市民からも資源物や書き損じはがき、エコキャップなどを学校に届けてくれるようになり、昨年の古紙類の回収量は約58トンとスタート翌年の2倍以上になったという。

同校によると、生徒たちの精力的な活動でこれまで得た益金は、ネパールで学校建設に必要な130万円を超え、熊本ナマステ会を通じて現地に届けてきた。

「多くの子供たちに通ってほしい」と願う生徒たちだが、4月25日のネパールを襲った大地震で、約3万校ある小中高校のうち約1万6000校が被災したというニュースに胸を痛める。生徒は「1日も早い復興を願い、今後も活動を続けていく」「多くの保育園や幼稚園、小中学校にも活動を広めたい」と真剣な眼差しで話していた。

(2015年5月掲載)

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