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善きことをした高校生達
世のため、人のために立派な行いをしている高校生達を紹介します。
高校生達の活躍を、ぜひご覧ください。
小学生を指導 アイマスク体験で視覚障がいの理解深める
宮崎県 都農(つの)高校 福祉系列の生徒のみなさん
宮崎県立都農高校では今年7月、福祉系列の生徒ら11名が都農町立都農南小学校を訪れ、6年生に「視覚障がいについて」をテーマに福祉体験授業を実施した。
児童たちに実際にアイマスクをつけてもらい、視覚障がい者の生活を疑似体験しながら、障がいとは、介護者の役割とは何かを学んだ。
アイマスク体験では、マスクをつける児童と介助する児童に分かれ、紙コップに飲み物代わりのビーズを注ぐ、似顔絵を描く、折り紙を折るの3つを実施。さらに、アイマスクをつけたまま校内を歩く体験実習も行った、
アイマスクの児童は、目の見えない状態での活動はとても難しく、特に歩行活動の中で階段の上り下りには怖さも感じたという。
また介助する児童は、高校生の指導を受けながら、視覚障がい者と一緒に活動するときは、どう伝えればわかりやすいか、行動してもらえるかを考える大切さを学んだようだ。その成果はすぐに発揮され、歩行活動での介助では、「あと3つ上れば階段が終わるよ」など具体的な声かけで視覚障がい者役の児童をサポートしていた。
最後に、先生役の高校生が障がい者と介助者との親身なコミュニケーションが信頼関係を育み、互いが住みやすい環境を作ることを話し、「視覚障がいのある方には、ぜひ色々な言葉かけをして欲しい」と伝えると、子どもたちは「ハイ」と元気よく応えていた。
(2015年8月掲載)
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