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善きことをした高校生達
世のため、人のために立派な行いをしている高校生達を紹介します。
高校生達の活躍を、ぜひご覧ください。
戦後70年を特集 戦争体験者や沖縄を取材 平和を語り継ぐ
北海道 帯広柏葉高校 新聞局のみなさん
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全国高校総合文化祭の新聞部門で、通算15回の最優秀賞受賞などの実績を誇る帯広柏葉高校新聞局。今年7月に発行した「柏葉高新聞第229号」では、特集「戦後70年 わたしたちにとって戦争とは」を掲載。全24ページのうち5ページを使い、全校生徒を対象に戦争への関心を探るアンケートや本別町空襲の体験者への聞き取り、激戦地沖縄での取材、昭和史研究の第一人者保阪正康氏へのインタビューなど多角的に編集している。
生徒への太平洋戦争に関するアンケートでは、55%が“関心がある”と回答したが、4割を超える生徒が関心をもっていないという点を重視。そこで、同校の前身の帯広中学校が陸軍病院に転用されたこと、隣町の本別町空襲体験者の証言や戦争関連の資料がある本別町歴史民俗資料館などを紹介し、自分たちの身近にも戦争を学べる場があるということを伝えた。
また沖縄の取材では、沖縄戦に動員され、野戦病院で負傷兵を看護した女性から、多くの兵士が命を落とした惨状を聞き「途中で涙が止まらなくなった」という。
新聞局員たちは今回の特集で「戦争と平和を考えるきっかけにしてほしい」と語り、「記憶がどのように残り受け継がれていくかは私たちにかかっている」「若者も平和をつなぐ当事者」と訴える。
なお同号には「東日本大震災」「18歳選挙権」などの特集もあり、今後も「高校生の感覚、目線で、生徒に読んでもらえる新聞を作り続けたい」と話していた。
(2015年9月掲載)
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