栃木県 真岡工業高校 | 竹製茶室を設営 土祭の来場者に笑顔のおもてなし | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

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竹製茶室を設営 土祭の来場者に笑顔のおもてなし

栃木県 真岡工業高校 建設科・建設研究部のみなさん

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栃木県芳賀郡益子町再生の一環として2009年から始まった「土祭(ひじさい)」は、3年に1度、9月の新月から満月までを会期に開催されている。今年は「この土地で生きることの祭」を主題に、町内各地区で様々な催しが行われた。

焼き物の町・益子を象徴する城内地区では、ゲストハウスプロジェクト「グレイズハウス」そばの空地に、祭の来場者をもてなす茶室と休憩スペースを整備する「地域プロジェクト」を展開した。テーマは『土に還る「茶室」』。作る過程を通して日本の文化と益子のこころを未来に繋ぎ、祭の終了と共に「土に還る」という地区青年部のコンセプトに、同地区から真岡工業高校に通う生徒たちが共感、彼らの呼びかけにより、建設科の1、2年生と建設研究部の部員が協力することになった。

茶室は、益子焼の代表的製品「山水土瓶」を模した高さ約2・7m、直径約3・5mの竹製で、8月半ば、木杭の打ち込みから施工をスタート。生徒たちのテキパキ行動する姿に、初めは見守っていた地元住民も道具を手にして作業に参加。3週間ほどで茶室の他、ベンチスペース、竹の間、ギャラリースペースを仕上げた。

栃木県 真岡工業高校 建設科・建設研究部のみなさん2 栃木県 真岡工業高校 建設科・建設研究部のみなさん3 栃木県 真岡工業高校 建設科・建設研究部のみなさん4

祭の期間中、竹製土瓶茶室では益子芳星高校の生徒の茶会が開催され、ギャラリースペースでは製作風景のパネルや子どもたちが作陶した器を展示。多くの来場者に益子のこころをアピールした。

最終日、満月の夜の月見茶会に招待された生徒たちは、自分たちが設営した茶室で子どもたちがたてたお茶をたしなみ、充実の達成感を味わっていた。
(2015年10月掲載)

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