宮城県 気仙沼向洋高校 | 今度は私たちが 熊本地震被災地へ応援の募金活動 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

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今度は私たちが 熊本地震被災地へ応援の募金活動

宮城県 気仙沼向洋高校 生徒会・有志生徒のみなさん

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気象庁が本格的に統計を開始した1923年以降、九州地方で初めて震度7を観測した熊本地震。相次ぐ余震で、多くの被災者が避難所生活を送る現状をみて、今度は私たちが、と支援のための募金活動を始めたのが、宮城県気仙沼向洋高等学校の生徒たちだ。

同校は、東日本大震災による津波で校舎が甚大な被害を受け、現在は気仙沼高等学校の第二グラウンドの仮設校舎で授業を行っている。

今回の募金活動は「震災後、全国から多くの支援や励ましの言葉をもらった。少しでも恩返しが出来れば」と、生徒たちが企画。まずは自分たちからと、生徒会主導による校内での募金活動を開始した。同校は、熊本県の球磨工業高校をはじめ九州の四つの高校から義援金や物資を贈られており、「恩返しを」と多くの生徒や教職員が協力した。さらに生徒たちは、二日間にわたって市内のショッピングセンターなど4ヶ所で、募金箱と横断幕を手に通行人や買い物客などに支援を呼び掛けた。市民も熊本や大分の被害状況をニュースなどで知っており「他人事ではない」「一日でも早い復興のために力になりたい」と、生徒たちが持つ募金箱に次々と善意を寄せていた。

宮城県 気仙沼向洋高校 生徒会・有志生徒のみなさん2 宮城県 気仙沼向洋高校 生徒会・有志生徒のみなさん3 宮城県 気仙沼向洋高校 生徒会・有志生徒のみなさん4

4店舗での街頭募金の総額は約140万円にのぼり、4月28日、全額を日本赤十字熊本地震災害義援金口座に振り込んだ。

生徒たちは「自分たちもこうして支えられた」「気仙沼市民の善意のお金が、熊本の被災者の生活物資や家の再建に役立ててもらえれば」と話していた。
(2016年5月掲載)

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