徳島県 徳島商業高校 | 淡路島活性化へ 若桃入り和菓子や観光ツアーを考案 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

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淡路島活性化へ 若桃入り和菓子や観光ツアーを考案

徳島県 徳島商業高校 ビジネス研究部のみなさん

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徳島県立徳島商業高等学校のビジネス研究部は、2011年、模擬会社ComComを設立。「人と人とをつなげて新たなビジネスを作っていきたい」との考えのもと、さまざまな地域の活性化に向けた商品開発などを進めている。

今年、生徒たちが取り組んできたテーマは淡路島の活性化。地元の団体から「淡路島を元気にする商品開発を」との依頼を受けた生徒たちは「淡路島らしい特色を出そう」と、昨年の冬から住民への聞き取りや島内の視察など行ってきた。そこで、古事記や日本書紀の「国生み神話」や日本最古の神社といわれる伊弉諾(いざなぎ)神宮に着目。神宮をメインにした観光ツアーやイザナギノミコトゆかりの桃を使った和菓子を考案した。

和菓子は、イザナギノミコトが黄泉(よみ)の国から逃げる際に桃の実を投げて追っ手を退散させた神話から、厄除けの意味も込めて、甘露煮にした若桃を丸々1個入れるまんじゅうを開発。神話に登場する桃と同様「神実命(おおかむづみ)」と命名した。

徳島県 徳島商業高校 ビジネス研究部のみなさん2 徳島県 徳島商業高校 ビジネス研究部のみなさん3

柔らかな皮の中に桃の香りと甘みがあふれるまんじゅうは、伊弉諾神宮の夏祭りで約210個が振る舞われ、試食した地元の人から「さわやかな味でおいしい」と大好評。「今秋にも販売につなげ、淡路島を代表する和菓子にしたい」と意気込む生徒たちは、7月に行った観光モデルツアーとともに「神話伝承の地、淡路島らしい商品を提案できたと思う」と話していた。
(2016年9月掲載)

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