福島県 郡山商業高校 | 地元食材で新商品開発 風評を払拭、復興に弾み | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

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地元食材で新商品開発 風評を払拭、復興に弾み

福島県 郡山商業高校 生徒のみなさん

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福島県立郡山商業高校の生徒たちが、東日本大震災後の風評払拭と地域活性化を目的に、地元食材を使った新商品「郡商ふりかけ」「郡商どら焼き」「郡商メロンパン」を開発した。

生徒たちは、国産食材で食料自給率向上に努めるうどんチェーン店や菓子店などと連携。県の『子どもがふみだす ふくしま復興体験応援事業』の補助を受けた。

「郡商ふりかけ」は、商業研究部がうどん風味のふりかけ作りをうどんチェーン店に提案し、全面的な協力を得て商品化。明太子風味で、フリーズドライの郡山産ネギを使っており、部員たちは「ご飯のおかわりが止まらない」とおいしさをアピールしている。

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「郡商どら焼き」と「郡商メロンパン」は3年生の課題研究で考案。どら焼きはイモあんとこしあんの2種類で、皮には郡山市のブランド米「あさか舞」の米粉を使用した。また、メロンパンは「あさか舞」の玄米が入っており、生徒は「つぶつぶとした食感が楽しい」と話す。

7月12日、同校の報告会で披露。13日から市内の店などで販売され「おいしい」と好評だ。

また28日には、商品研究部が郡山ブランド野菜の「御前人参」などを使用して開発した「郡商カレー」が、「商業高校フードグランプリ2016」の全国大会で伊藤忠食品社長賞を受賞。生徒たちはこの勢いに乗って、福島の復興と食の安全を全国にPRするために、開発商品を郡山だけでなく、県外でも販売したいと意気込んでいる。
(2016年9月掲載)

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