長野県 赤穂高校 | 商品開発、販売活動の収益で熊本の被災地支援 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

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商品開発、販売活動の収益で熊本の被災地支援

長野県 赤穂高校 商業科3年生のみなさん

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創立100周年を迎えた長野県赤穂高校。これを記念し、商業科では3年生が社会に出て地域に貢献する活動をと課題研究「やっちゃえ赤穂!プロジェクト」を実施。13人の生徒が4つのプロジェクト班をつくり、同校のある駒ヶ根市名物のソースカツ丼が手軽に食べられる「ソースかつ棒」の開発、JR駒ヶ根駅前の商店街と消費者を結び地域経済活性化を目指すクーポン券の制作などの地域貢献策に取り組んだ。

プロジェクト班の1つ「お手伝いプロジェクト」では、これらのプロジェクトを熊本地震被災地支援につなげたいと考え、商業科らしく、ただ募金するのではなく、これまでの商業の学びを活かした企画を立ち上げた。それが熊本県のマスコットキャラクター「くまモン」のうちわを独自に開発・商品化し、その販売収益を被災地に贈る活動だ。

2人の生徒が主体となり、熊本県にくまモンのキャラクター使用の許可を得て「くまモンうちわ」を制作。「ソースかつ棒」と共に、駒ヶ根市の夏祭り「KOMA夏!!」や同校文化祭「鈴蘭祭」などで販売した。「立ち上がれ!!熊本」など生徒の思いを込めた言葉が書かれたうちわは、多くの市民の共感を呼び、約6万円の収益を得た。後日、生徒の代表が地元駒ヶ根市役所を訪問し、市長に活動を報告すると共に、全額を義援金として贈呈。市長のアドバイスにより、生徒の活動を振り返る広報紙や手紙を添えて熊本市に直接送ることになった。生徒たちは、少しでも早い復興をと願っていた。

長野県 赤穂高校 商業科3年生のみなさん2 長野県 赤穂高校 商業科3年生のみなさん3 長野県 赤穂高校 商業科3年生のみなさん4

(2017年2月掲載)

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