- 関東
- 近畿
- 北海道
- 東北
- 甲信越
- 北陸
- 東海
- 中国四国
- 九州沖縄
善きことをした高校生達
世のため、人のために立派な行いをしている高校生達を紹介します。
高校生達の活躍を、ぜひご覧ください。
フィリピンの子どもたちと音楽交流 鍵盤ハーモニカ寄贈
北海道 旭川藤女子高校 1、2年生6人の生徒たち
>この学校を詳しく知ろう
北海道の旭川藤女子高校の1、2年生6人が今年1月、フィリピンのパナイ島イロイロ市の小学校を訪問。鍵盤ハーモニカ30台を寄贈し、音楽指導や折り紙、ダンスなどで児童たちと交流した。
生徒たちが同国でボランティア活動を行うのは今回が初めて。きっかけは、現地の貧困地区の教育支援・青少年活動を行うNGO「LOOB(ロオブ)」の代表が同校系列校の卒業生で、「フィリピンの学校は楽器が不足し、満足な音楽教育ができない」との訴えを聞いたことから。生徒たちはその要望に応え、2016年3月に鍵盤ハーモニカ10台を送った。さらに同校は、現地の現状を実際に取材し、子どもたちと交流を深めようと「フィリピンスマイルプロジェクト」を立ち上げ、鍵盤ハーモニカの提供と現地を訪問する生徒を募集、6人の生徒が参加することになった。
6人は生徒たちから提供された鍵盤ハーモニカ30台をきれいに点検、鍵盤に「ドレミファソラシド」が分かる音階シールを貼った他、着物の端切れでカバーも作った。
そして現地では、小学校の児童に鍵盤ハーモニカの弾き方を指導し、「さくらさくら」などを一緒に演奏した。
「英語で教えるのは難しかったが、子どもたちはすぐに打ち解けてくれた」と笑顔の生徒たちだったが、ゴミ山での見学でフィリピンの子どもたちのおかれた現状を知り、「今後も貧しい子どもを支える活動を続けたい」と力を込めていた。
(2017年2月掲載)
あなたのまわりの素晴らしき高校生・善きことをした高校生をご紹介ください。
掲載につきましては、小社にて検討させて頂くことがあります。
メールに氏名(団体名)、都道府県、高等学校名、学年、あなたのお名前、お電話番号、住所、情報源、記事内容をご明記の上、「日本の学校」編集部へお送りください。
この内容についてのお問い合わせ・ご感想はこちらまで( [email protected] )