福島県 磐城農業高校 | 「福島ならでは」の新レシピ考案 おいしさで風評払拭 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

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「福島ならでは」の新レシピ考案 おいしさで風評払拭

福島県 磐城農業高校 食品流通科製造班のみなさん

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福島県立磐城農業高校では、福島県産の食材を使った「新ふくしまのうまいひと皿づくり推進事業」に参加。食品流通科製造班の生徒たちが新しいレシピ作りに挑戦した。

この事業は、福島第一原発事故による風評対策の一環として、県が農林水産業、食品製造業、飲食業、旅館業などの団体関係者と「ふくしまのうまいひと皿協議会」を結成。生徒たちは、同協議会のレシピ開発コンセプトなどに基づき、旅館、ホテル、飲食店などでの提供を想定し、地域資源を活用した「福島ならでは」の「福島でしか食べられない」レシピ開発に取組んだ。同校で製造する「梨酢」や「梨ドレッシング」なども使用。調理の仕方や味、見栄えやコストなどについて専門家のアドバイスを受けながら、「フローズンヨーグルト 梨酢添え」「野菜の生春巻きin福島 梨酢風味の人参ドレッシング」「会津地鶏のじっくりロースト 梨酢風味」など10品の新メニューを考案した。

そして3月、郡山市内の調理専門学校考案の料理と共に「レシピ完成披露会」が開かれ、多くの出席者が試食、高い評価を得た。

福島県 磐城農業高校 食品流通科製造班のみなさん2 福島県 磐城農業高校 食品流通科製造班のみなさん3 福島県 磐城農業高校 食品流通科製造班のみなさん4

また協議会がオリジナルレシピ集を製作。県内の飲食店や宿泊施設などに1万部を配布する。「ふくしま6次化情報ステーション」のホームページからダウンロードでき、生徒たちは「家庭で作れる料理もあり、福島県産の食材で調理してほしい」「多くの観光客に食べてもらい、風評払拭に繋がれば」と期待していた。
(2017年5月掲載)

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