宮城県 仙台工業高校 | 仙台空襲の記憶をビデオ映像化 新証言加えて再編集 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

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仙台空襲の記憶をビデオ映像化 新証言加えて再編集

宮城県 仙台工業高校 模型部のみなさん

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仙台市立仙台工業高校模型部は、2015年、仙台市戦災復興記念館の依頼で、1945年7月10日の仙台空襲の記憶を集めたビデオ作品「仙台空襲を語り継ぐ人々~高校生が映した戦後70年の思い~」を制作。こま撮りアニメで空襲シーンなどを再現した映像と、「仙台の戦災・復興と平和を語り継ぐ会」の会員で空襲体験者の二人を取材した動画を合わせた約20分の作品は、仙台市民だけでなく多方面で大きな反響を呼んだ。

仙台空襲は、人々が寝静まった午前0時から約2時間にわたって行われ、緑あふれた「杜の都」は焼け野原となった。突然の空襲で避難が間に合わず、死傷者2755人、約5万7000人が被災したとされる。

部員たちはこうした事実により迫るため、その後も関係者などから話を聞くなどして改訂を重ねてきた。そして再編集した作品を、今年7月1日から10日まで戦災復興記念館で開催された「戦災復興展」で上映した。

宮城県 仙台工業高校 模型部のみなさん2

今回の作品では「語り継ぐ会」の女性会員を取材。1万発以上の焼夷弾で燃え上がった市中心部の様子や終戦直後の悲惨な食料事情などの話を加えた。

再編集を担当した生徒は「今回の作品では、新たに過酷な空襲を体験した女性の視点からの証言を盛り込むことができた」「仙台空襲を語り継ぐためにも、ひとりでも多くの人に見てほしい」と話していた。
(2017年7月掲載)

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