宮城県 宮城県農業高校 | 地元特産メロン復活を支援 パン店と新商品を開発 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

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地元特産メロン復活を支援 パン店と新商品を開発

宮城県 宮城県農業高校 農業経営者クラブのみなさん

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宮城県農業高校の農業経営者クラブは「食を通じた地域の観光活性」をテーマに、地域資源を活用した商品開発を行い、これまで地元名取市の飲食店などと協力し、「もち豚100%ハンバーグ、宮農高の味噌焼き仕立て」や「宮農高フレッシュミルクはちみつのジェラート」などを提供してきた。

そして今年、同クラブが商品開発したのは、同市北釜地区の特産ブランドメロン「北釜クイーン」を使ったパンとスイーツだ。

「北釜クイーン」は東日本大震災で被災。生産が止まっていたが2016年から再開し、今年6月から7年ぶりに出荷が始まった。

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生徒たちは、生産農家を支援しようと仙台市のパン・スイーツ製造販売会社と共同で新しいメロン商品を開発した。

6月初めの商品開発会議で生徒たちはプロのパン職人やパティシエに、事前に考えた新商品29点のプレゼンテーションを実施。この中から何点かをプロの職人が生徒考案のレシピを基に試作、議論を重ね、ホイップクリームをふんだんに使ったコッペパンの「メロンこっぺちゃん」、タルトの「濃厚(農高)水玉タルト」、ロールケーキの「くるっとKITAKAMA」を商品化。7月、パン店でテスト販売した。

連日多くの客が訪れ、購入者は「前回は売り切れで今日やっと買えた。家族で楽しみたい」とにっこり。生徒たちは「北釜クイーンの名を広め、名取に多くの人が訪れて町が元気になれば」と願っていた。
(2017年7月掲載)

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