- 関東
- 近畿
- 北海道
- 東北
- 甲信越
- 北陸
- 東海
- 中国四国
- 九州沖縄
善きことをした高校生達
世のため、人のために立派な行いをしている高校生達を紹介します。
高校生達の活躍を、ぜひご覧ください。
被災地支援、継続こそ大切 文化祭で東北の現状を報告
東京都 明治学院東村山高校 有志ボランティア・チームのみなさん
>この学校を詳しく知ろう
東日本大震災の2ヶ月後、自分たちにできる支援活動を、と明治学院東村山高校の生徒たちが、教職員、卒業生と共に有志のボランティア・チームを結成。第1陣が宮城県石巻市を訪問し、津波に襲われたアパートの家具の片付けや泥のかき出しなどを行った。以来今年の夏休みまで計29陣が石巻市、気仙沼市、仙台市、女川町などの東北各地を、2015年からは水害に見舞われた茨城県常総市でも活動を始めた。
11月、同校の文化祭「ヘボン祭」で、今年東北に派遣された3チームの生徒が活動内容や被災地の現状を紹介する報告会を開いた。
津波被災地での子ども会や集団移転地域のお年寄りとの交流イベント、「写真で伝える被災地」活動を行う高校生との交流会、仮設住宅訪問、お祭りの手伝いなどに参加した生徒たちは、「一緒にお話をすることも大事なボランティア」「今はまだ復興ではなく復旧の段階」など、現地の人々の言葉から多くのことを学んだという。そして、大切なのは東北の現状を見て感じたこと、想ったことを多くの人に伝えていくことだと思う、と力を込める。
文化祭では、15年から共に活動する福島県の会津北嶺高校の生徒と被災企業の復興商品を販売する東北復興市を開催した他、仙台平和七夕の吹き流しも展示した。
生徒たちは、来年の春休みに東北第30陣の派遣の他、熊本でのボランティア活動も計画しており、今後の活動の継続を願っていた。
(2017年11月掲載)
あなたのまわりの素晴らしき高校生・善きことをした高校生をご紹介ください。
掲載につきましては、小社にて検討させて頂くことがあります。
メールに氏名(団体名)、都道府県、高等学校名、学年、あなたのお名前、お電話番号、住所、情報源、記事内容をご明記の上、「日本の学校」編集部へお送りください。
この内容についてのお問い合わせ・ご感想はこちらまで( [email protected] )