宮崎県 宮崎学園高校 | 県産ライチ活用しアイス開発 販売会で好評 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

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県産ライチ活用しアイス開発 販売会で好評

宮崎県 宮崎学園高校 経営情報科41人の3年生のみなさん

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宮崎学園高校経営情報科の3年生が宮崎市の乳業会社と協力し、同県新富町産の高級ライチ「楊貴妃ライチ」を使ったアイスクリームを開発した。県産品を使った商品開発で地域活性化を目指す課題研究の一環。

昨年5月、新富町の一般財団法人「こゆ地域づくり推進機構」から乳業会社に「商品として出荷できないライチで加工品を作りたい」との依頼があり、同科生徒も参画することになった。

新富町では現在7戸の農家が生産し、年間約9トンを出荷。「楊貴妃ライチ」は1粒50g以上、糖度15度以上のものだけに名付けられ、1粒1000円。1本の木から10粒程度しか収穫できないという。

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生徒たちは6月頃から開発に着手。新富町の生産農家に出向いて収穫を手伝ったり、試作過程では、推進機構から提供された約200kgのライチの皮むきなどを行い、果汁を取り出した。試作中は、みんなで話し合いを繰り返し、ライチの風味が引き立つよう原料の配合を調整するなどの改良を重ねた。名称は「宮崎県産完熟ライチアイス」で、パッケージデザインは生徒が考えた。

昨年12月、宮崎市内のショッピングモールで販売し、買物客から「さっぱりした味わいでおいしい」と大好評。3日間で1800個を販売した。今年3月、市内若草通りで開催した「みやがくフェス」でも販売。「多くの人に食べてもらえて嬉しかった」という生徒たちは、県産ライチの認知向上と市場拡大に繋がれば、と話していた。
(2018年3月掲載)

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