宮崎県 宮崎学園高等学校 | バッグの販売収益で途上国マラウイの女性支援 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

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バッグの販売収益で途上国マラウイの女性支援

宮崎県 宮崎学園高等学校 インターアクト部のみなさん

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国際ボランティア活動に積極的に取り組む宮崎学園高等学校インターアクト部。この春からは、アフリカ・マラウイ共和国の女性グループが製作したバッグを販売した収益金で、布ナプキンを作る活動を始めた。

部員たちは世界の貧困について学ぶ中で、開発途上国のマラウイでは生理用品は高価で、貧しい一般女性が購入するのは難しいこと、月経教育が不十分で、ナプキンの代わりに葉っぱや新聞紙、泥を使う場合もあり、学校を休む人も多いことなどを知った。

生理中に不衛生でいることは、不快感だけでなく感染症を招く恐れもある。部員たちは、マラウイの女性を支援するために自分たちにできることは何かを考え、洗って使える経済的な布ナプキンを作り、利用してもらおうと計画。

そこで必要なのは製作費。同国の伝統的衣装用の布「チテンジ」を使ったバッグを販売し、その収益金を充てることにした。まずは、現地の青年海外協力隊員の協力で同国の女性グループに製作を依頼し、50個を輸入。マラウイと同校の頭文字「M」を部員が刺しゅうし、3月に宮崎市であった街市で販売。収益金で布ナプキンの製作を始めた。完成品は隊員を通じて現地の女子校に贈る予定。

部員たちは「将来的には現地の方に作り方を覚えてもらって普及させ、同国女性の保健衛生教育の向上につながれば」と話す。バッグは文化祭などで販売する予定で「趣旨に賛同する市民に購入してほしい」と願っている。

(2018年5月掲載)

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