沖縄県 中部農林高校 | 伝統島野菜クヮンソウの普及拡大へ ドレッシング開発 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

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伝統島野菜クヮンソウの普及拡大へ ドレッシング開発

沖縄県 中部農林高校 食品科学科3年生のみなさん

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長寿県沖縄の人々の健康を支えてきた食文化に伝統島野菜がある。その一つ「クヮンソウ」は不眠などに効果があるとされ、昔から薬膳として食されてきた。近年、クヮンソウを知らない世代が増えており、「なんとかしたい」と声を上げたのが、沖縄県立中部農林高校食品科学科の生徒たちだ。

スタートしたのは2017年度。当時の3年生が、クヮンソウの特徴を活かした商品開発、ならびに認知度を高め、普及拡大を目標に「クヮンソウ広め隊」を立ち上げた。

生徒たちは「島野菜の魅力を伝える」をキーワードに、クヮンソウの花の鮮やかなオレンジ色を活かしたドレッシングを開発。校内や地域での試食会で高い評価を得た。また、地域の中学校での出前授業など、認知度向上のための活動を進めてきた。

沖縄県 中部農林高校 食品科学科3年生のみなさん2 沖縄県 中部農林高校 食品科学科3年生のみなさん3

今年度は、先輩から受け継いだ同科3年生8人が、第二弾としてクヮンソウの葉を使った「NEWクヮンソウ×(かける)ドレッシング(葉)」を開発。うるま市特産のインゲンを加えてまろやかさと鮮やかな若葉色の色味を際立たせた。

今年5月、市の食生活改善推進協議会総会で試食会を行い、参加者からは「イタリアンドレッシングのようで食べやすい」と好評で、生徒たちは、今後も家庭に普及しやすい商品への改善に努め、伝統島野菜を通して沖縄の食文化を未来に繋げていきたいと話している。
(2018年6月掲載)

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