兵庫県 明石清水高校 | 地元魚住のにぎわい復活の拠点に 駅前モールにカフェ開店 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

世のため、人のために立派な行いをしている高校生達を紹介します。
高校生達の活躍を、ぜひご覧ください。

地元魚住のにぎわい復活の拠点に 駅前モールにカフェ開店

兵庫県 明石清水高校 人と環境類型3年生のみなさん

>この学校を詳しく知ろう

「青春の夢に忠実であれ」をスローガンとする兵庫県立明石清水高校では、7年前から「地方創生」の理念のもと、地域の活性化を考えるプログラムを展開している。

今年11月には、「人と環境類型」で学ぶ3年生が地元のショッピングモール1階にカフェ「ひとかんカフェ」を開いた。同モールはJR魚住駅前の好立地にありながら、近年、店舗が次々と閉店し、2階はシャッター街といってもいい状態になっている。

生徒たちは「人を集める」をテーマにした授業の中で、地域のにぎわい拠点としてモール内に、自分たちが企画運営するカフェの開店を進めてきた。

兵庫県 明石清水高校 人と環境類型3年生のみなさん2 兵庫県 明石清水高校 人と環境類型3年生のみなさん3 兵庫県 明石清水高校 人と環境類型3年生のみなさん4

来店客に提供するワッフルは、米どころ明石にちなんで米粉を使用。レシピは生徒たちが考えた。試行錯誤して作ったワッフルは「モチモチでおいしい」と好評。1日2時間、約20日間の営業だったが常連客も出来たという。駅前で開店告知のチラシ配りも行った生徒たちは「私たちのビジネスプランが認めてもらえたようでうれしい」「今回の活動を通して、魚住のことをもっと知りたくなった」と話す。

指導した教諭は、生徒たちは、少子高齢化など多様な問題をかかえた地域の活性化へ、一歩踏み出せたのではと語る。そして、3年生のカフェ開店が種まきした活力あるコミュニティ実現へ、後輩たちも様々な取り組みを計画中といい、校訓の「克己・努力・協同」の精神で進めて行くと力強く話していた。
(2018年12月掲載)

あなたのまわりの素晴らしき高校生・善きことをした高校生をご紹介ください。
掲載につきましては、小社にて検討させて頂くことがあります。
メールに氏名(団体名)、都道府県、高等学校名、学年、あなたのお名前、お電話番号、住所、情報源、記事内容をご明記の上、「日本の学校」編集部へお送りください。
この内容についてのお問い合わせ・ご感想はこちらまで( [email protected] )

高校オススメコンテンツ
私立高校のパンフレット取り寄せ 入試過去問題
塾情報
JS日本の塾
気になる学校を調べよう
高校情報
お役立ち記事
私の幼少期~両親の教え~

株式会社JSコーポレーション 代表取締役社長 米田英一