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善きことをした高校生達
世のため、人のために立派な行いをしている高校生達を紹介します。
高校生達の活躍を、ぜひご覧ください。
「みやぎ水産の日」で販売会実施 県水産業PRに一役
宮城県 宮城県水産高校 生物環境類型3年生のみなさん
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1896年創立の宮城県水産高校は、「水産は実学」「学習成果は地域に還元」を掲げており、生徒たちも日々習得した知識や技術を生かし、地域社会に貢献する活動に取り組んでいる。
毎月第3水曜日に実施される「みやぎ水産の日」への出店もその一つ。「みやぎ水産の日」とは、県内産の水産物や水産加工品を県民に広く告知し、食べるきっかけになる日となるよう宮城県が制定し、2014年からスタートした。
同校も、県内水産業の震災からの復興をサポートし、水産の日を盛り上げようと、年に4回ほど販売会を実施。生徒が収穫した魚貝類を加工した商品を販売し、毎回、多くの地域住民が来店していた。
昨年12月の水産の日は、海洋総合学科生物環境類型の3年生が販売を担当。フードビジネス類型の生徒が加工したサンマの缶詰の他、渡波水産加工業協同組合から委託されたサンマのみりん干しやスルメなどを販売。調理類型の生徒が調理したカキめしの無料配布では行列ができるほどだった。
水産の日の出店は、6次産業化(生産・加工・販売)の流れを実践的に学べることから、生徒たちも意欲的に取り組んでおり「自分たちで準備をした商品を、地元の人々に購入してもらえてうれしかった。よい経験になった」と話していた。
(2019年2月掲載)
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