- 関東
- 近畿
- 北海道
- 東北
- 甲信越
- 北陸
- 東海
- 中国四国
- 九州沖縄
善きことをした高校生達
世のため、人のために立派な行いをしている高校生達を紹介します。
高校生達の活躍を、ぜひご覧ください。
台風19号で甚大被害 長野市穂保地区でがれきやリンゴを撤去
群馬県 明照学園樹徳高校 有志生徒のみなさん
>この学校を詳しく知ろう
仏教の心を教育の基本とする明照学園樹徳高校。生徒たちもその教えを日々学ぶと共に、さまざまな活動に生かしている。ボランティア活動もそのひとつだ。東日本大震災では、発生から3年半の間に17回、延べ約900人の生徒が被災地を訪れ、復興支援活動を行った。
2015年の関東・東北豪雨災害でも、茨城県常総市で生徒48名がボランティア活動を実施している。
昨年10月の台風19号の際も、同校のある桐生市に隣接する栃木県足利市が、大雨による河川の氾濫で大きな被害を受けたと知った生徒22人が、教員5人とともに災害ボランティアとして足利市に赴き、復旧作業に参加している。また12月には、千曲川の氾濫で甚大な浸水被害に遭った長野市穂保地区に、有志生徒が2回にわたって訪問し、復興へ力になりたいと汗を流した。
1回目は、堤防の決壊で住宅地周辺に溜ったがれきなどの撤去作業を実施。1週間後の2回目は、リンゴ園を訪問。収穫前に襲った浸水で落下した大量のリンゴをかき集めて、トラックに積み込む作業を手伝った。前回と同様、学校が用意したバスで日帰りでの活動だったが、生徒たちは、自分の背丈よりも高い位置まで浸水した跡や、2ヶ月経っても復旧が進まない現地を見て、「今後も、被災地や被災者のために少しでも手助けできるよう、自分たちに出来ることを考えたい」「貴重な体験が出来た。参加して良かった」と話していた。
(2020年1月掲載)
あなたのまわりの素晴らしき高校生・善きことをした高校生をご紹介ください。
掲載につきましては、小社にて検討させて頂くことがあります。
メールに氏名(団体名)、都道府県、高等学校名、学年、あなたのお名前、お電話番号、住所、情報源、記事内容をご明記の上、「日本の学校」編集部へお送りください。
この内容についてのお問い合わせ・ご感想はこちらまで( [email protected] )