福島県 湯本高校 | 地元産カジキで「カジ〇コロッケ」考案 学校給食に | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

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地元産カジキで「カジ〇コロッケ」考案 学校給食に

福島県 湯本高校 家庭クラブのみなさん

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福島県立湯本高校の家庭クラブは、地元いわき産食材の魅力とおいしさを発信する6次化商品の開発に力を入れており、そのひとつが2018年5月、いわき沖で獲れるカジキマグロを食材に開発した「カジ〇(まる)コロッケ」だ。

「高校生から始める復興・地域創生」をテーマに、福島県海産物の風評被害払しょくと漁業の復興を目指し取り組んだもので、商品名には「カジキでIwakiがまあるい笑顔になりますように」との願いが込められている。「世界水族館会議2018」や昨年東京で開かれた「ふくしま大交流フェスタ」など、様々なイベントで販売。いわき産、福島県産食材の魅力とおいしさを広くアピールしてきた。

そして今年、「カジ〇コロッケ」は市が進める食育事業の一環として、小中学校の給食メニューに採用された。

福島県 湯本高校 家庭クラブのみなさん2 福島県 湯本高校 家庭クラブのみなさん3 福島県 湯本高校 家庭クラブのみなさん4

1月24日、初披露となった小名浜地区の小学校13校のうち、家庭クラブの生徒たちは市立小名浜第一小学校での給食交流会に参加。子供たちに地域食材への理解を深めてもらおうと、先生役となってカジキの生態などの説明やクイズを交えながら食育指導を行い、その後、児童たちとコロッケ給食を味わった。子どもたちから「おいしい」と大好評で、生徒たちも「うれしい」と笑顔を見せていた。

31日からは小名浜方部の中学校6校に提供され、来年以降は市内全域の小中学校で採用の予定という。

生徒たちはクラブの継続事業として、SDGsを取り入れた6次化商品の開発など地域復興と創成に向けた活動を進めていくと力を込めた。
(2020年2月掲載)

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