北海道 函館水産高校 | コロナ乗り越え走れいさ鉄 活性化へ旗振り応援 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

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コロナ乗り越え走れいさ鉄 活性化へ旗振り応援

北海道 函館水産高校 有志生徒のみなさん

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北海道函館水産高校は、2018年から生徒を主体とした道南いさりび鉄道(いさ鉄)との共同企画を実施。同校オリジナルの缶詰を車内や木古内駅での販売を通して、道南地域や沿線の食や文化などの魅力発信といさ鉄の活性化を目指す取り組み。いさ鉄は、同校生徒の約4割が利用する不可欠な存在であり、そこで生徒たちは課題研究の中で、いさ鉄の活性化と沿線水産物のアピール、通学路線の維持に貢献するための検討チームを結成。水産食品科が生産したまぐろの缶詰の他、沿線で漁獲されるほたてやさけを利用した製品を、沿線で開催される「まつり」に合わせ設定された臨時便の車内などで販売することを企画。18年から共同で実施することになった。さらに19年、活動の一環として「ながまれ海峡号」の通過時に、乗客に向かって手作りの旗を掲げ、出迎える活動も始めた。

今年は新型コロナウイルスの影響により、観光列車での車内販売も難しくなり、まずは歓迎の旗で応援することになった。

8月、この歓迎活動には、新聞部、卓球部などから有志生徒約30名が参加。船舶などで使う国際信号旗のうち、「歓迎・ようこそ」を意味する3種の旗を模したパネルを「ながまれ海峡号」に向かって高々と掲げた。列車も速度を落として走行、車窓から手を振って応える乗客の姿も。

北海道 函館水産高校 有志生徒のみなさん2 北海道 函館水産高校 有志生徒のみなさん3

「いさ鉄も私たちもコロナに負けず頑張ろう」との思いを込めたという生徒は、今後もいさ鉄の応援活動を進め、沿線地域を含めた活性化に努めたいと意欲を見せていた。
(2020年9月掲載)

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