青森県 八戸商業高校 | 短命県返上へ 県産食材で健康「まっ黒弁当」考案 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

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短命県返上へ 県産食材で健康「まっ黒弁当」考案

青森県 八戸商業高校 5人の3年生

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青森県立八戸商業高校の5人の3年生が、同県の課題である「短命県」返上をテーマに、塩分控えめ、県産食材にこだわった「まっ黒弁当」を考案。昨年12月、北東北のスーパーチェーン11店舗で2300食限定で販売された。

課題研究の一環で、5人は昨年5月から開発に着手。さらにスーパーに商品化を依頼するとともに、店舗で買物客にアンケートを行うなどしてメニューを決めた。ヒジキを炊き込んだご飯、イカスミペーストを使った鶏唐揚げや黒ごま入り卵焼き、八戸前沖さば照り焼き、ゴボウや昆布などの煮物、イカスミを入れた「いかすみポテト」の6種類で、県産の食材をふんだんに使い、試作を重ねて完成させた。

当初は彩り豊かな弁当も考えたそうだが、インパクトにこだわって黒一色にしたという生徒たちは「商品化できてうれしい」「だしを使って塩分を控えめにした」と話す。

青森県 八戸商業高校 5人の3年生2

青森県では、脱短命県を目指す取り組みを進めており、同校の生徒たちも地域住民の健康に役立つ食品開発に挑戦。これまで地元産野菜や果物を使った「ヘルシー寒天スムージー・フルーツミックス!」や「スマイル“フード”プロジェクト in東北2018」で準優勝した「~八戸の魅力食べてけろ~海藻ごっつりワンタンスープ」などを開発している。

5人の3年生は「まっ黒弁当が、健康意識を高めるきっかけになれば」と願っていた。
(2021年2月掲載)

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