京都府 北稜高校 | 地域活性化へ叡電乗客に発信 京都岩倉の魅力映像、校舎に投影 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

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地域活性化へ叡電乗客に発信 京都岩倉の魅力映像、校舎に投影

京都府 北稜高校 生徒会のみなさん

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京都府立北稜高校は、地元岩倉の活性化に向けた学びを進めている。生徒たちは、総合的な探究の時間「北稜探究」では、地域の課題解決力を伸ばす力を育み、「岩倉の地域活性化プロジェクト」では、SDGs(持続可能な開発のための目標)の一つ「住み続けられるまちづくり」達成に向けた提案を行っている。

心に残る高校生活の創造を目指す生徒会も、地域と連携したプロジェクトを企画、実践している。

今年2月10日には、地域の魅力を映像化し、校舎に映像を投影する「プロジェクションマッピング」を実施した。学校近くを通る叡山電鉄の乗客に見てもらい、岩倉の良さを知ってもらうことで活性化につなげるのが目標。

京都府 北稜高校 生徒会のみなさん2 京都府 北稜高校 生徒会のみなさん3 京都府 北稜高校 生徒会のみなさん4

1学期に制作をスタート。生徒たちはプロジェクションマッピングは初心者なため、京都光華女子大学のメディアラボに通い、キャリア形成学科の教員の指導で作り方などを学んだ。映し出す映像の素材は、学校が保存していた桜やアジサイ、紅葉、祭りなど岩倉の四季や風景の写真を使用。約3分半の作品に仕上げた。

そして当日の夕方6時から約1時間半、校舎の北側、高さ約10m、幅約50mの壁面に、岩倉の四季の彩りを映し出した。

叡山電鉄もこの企画に協力。電車が同校前を通過する間、スピードを落とし、アナウンスを行い、冬の夜空の元、高校生作のプロジェクションマッピングが乗客たちを楽しませた。

コロナ禍で「今、地域に喜んでもらえることは何か考えながら取り組んだ」という生徒会。今後も岩倉の魅力を発信するため「できることを実行したい」と話していた。
(2022年4月掲載)

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