宮城県 中新田(なかにいだ)高校 | 記録的豪雨で甚大被害 若い力で浸水住宅の復旧支援 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

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記録的豪雨で甚大被害 若い力で浸水住宅の復旧支援

宮城県 中新田(なかにいだ)高校 有志生徒のみなさん

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我が国有数の音響を誇る音楽ホール<中新田バッハホール>のある町として知られる宮城県加美町。7月14日から17日にかけての記録的豪雨により、同町は水稲や大豆など125ヘクタールが冠水したほか、床上浸水24棟、床下浸水57棟、一部損壊1棟の計82棟の住宅が被災した。

同町社会福祉協議会は1日も早い復旧へ、災害ボランティアの募集を開始。いち早く応募したのが、宮城県中新田高等学校の生徒たちだ。

同校の生徒たちは、東日本大震災の際、生徒会を中心に、多くの生徒が自主的に募金活動や被災地での復興支援に参加するなど、ボランティア活動に積極的で数々の実績を積み重ねてきた。

町社協は、50棟が水に浸かるなど、特に住宅被害が大きかった城生地区の町営前田住宅へのボランティア派遣を決め、24日、第一陣として同校の生徒と教諭ら11人が同地区に赴いた。

「同じ加美町の中で、こんなに大きな被害が出ていて驚いた」という生徒たちは、浸水で濡れ、重くなった畳や家具などを、力を合わせて住宅から運び出し、「重い物の移動は力がいる。若い私たちが少しでも役に立てたら」と、作業に専念する。

「友達と一緒に参加した」という生徒は、同じ町民としてなんとかしなくてはと思ったと、被災住宅を見た時の思いを語り、復興へ気持ちを新たにして、ボランティア活動に取り組んだと話す。

「高齢になり身体も弱ってきた。高校生のみなさんの手助けは、とても力になった。本当にありがとう」と、被災者から感謝の言葉を送られた生徒たちは「うれしかった」「大変だったが、やりがいがあった」と話していた。

(2022年8月掲載)

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