大阪府 泉北高校 | 泉北レモン(R)を全国へ レモンと味噌の万能調味料、開発・商品化 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

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泉北レモン(R)を全国へ レモンと味噌の万能調味料、開発・商品化

大阪府 泉北高校 泉北レモンプロモーション班のみなさん

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大阪府立泉北高校の生徒は2学年から「総合的な探究の時間」において、様々なテーマで課題研究を進めている。

「泉北レモンプロモーション班」の生徒は、堺市・泉北ニュータウンの特産品「泉北レモン(R)」を全国に広めることで同地区の活性化につなげ、SDGs11番の「住み続けられるまちづくりを」の達成に貢献したいと、泉北レモン(R)を使った商品開発に取り組んでいる。

第一弾は滋賀県高島市安曇川町の特産品アドベリーと泉北レモン(R)を掛け合わせた「アドレモンジャム」。堺市の「泉北レモンフェスタ」や高島市の道の駅「藤樹の里あどがわ」、泉北高島屋で完売するほどの人気を得た。

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第二弾は、泉北レモン(R)と味噌がベースの万能調味料「おふくろの味ミクス」だ。

レモン栽培が盛んなイタリアのアマルフィでは、パスタやリゾットなどの料理にレモンを使うそうで、日本料理の基礎調味料「味噌」と、それぞれの国のおふくろの味を支えてきた食材なら相性がいいはず、との生徒たちの思いを、堺市が、同校と同じ「さかいSDGs推進プラットフォーム」会員のカフェレストランに繋いだ。完成したレシピをカフェレストランが絶妙に調整し、同店で働く障害者たちが作り手に。試作を重ね、洋食にも和食にも合う万能調味料「おふくろの味ミクス」が誕生した。

商品名とパッケージデザインは生徒たちが考案。カフェの店頭で販売しており、レモンの「爽やかさ」、味噌の「コク」、トマトピューレ・ハーブの「イタリア風味」と一口で3度味が変わり、パスタやリゾット、冷奴にも合うと大好評。生徒たちは、開発商品を通して多くの人に泉北レモン(R)を知ってもらいたいと話し、堺市のふるさと納税返礼品を目指すと意気込んでいる。
(2023年7月掲載)

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