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善きことをした高校生達
世のため、人のために立派な行いをしている高校生達を紹介します。
高校生達の活躍を、ぜひご覧ください。
町特産の「夕日」生かして地域活性へ 新商品やイベントを提案
北海道 天塩(てしお)高校 2年生のみなさん
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北海道天塩高等学校の2年生は「総合的な探求の時間」で筑波大学と連携しながら、地元天塩町の「まちづくり」をテーマに、同町の活性化策を提案し、持続可能な地域社会の実現に向けた学びを進めている。
2023年度は7班に分かれ、各班それぞれの視点で町の活性化策を提言。「地域創生☆政策アイデアコンテスト2023」(内閣府主催)に応募したところ、第6班の4人の生徒による「夕日+α?!」が、12月の最終審査会(東京)の北海道ブロック代表に選ばれた。
「夕日+α?!」は、特産品は「もの」に限らない。天塩の美しい夕日もまた町の特産品という、4人の画期的視点で生まれたまちおこしプランで、「夕日+ブランコ!」「夕日+イベント!」「夕日+スイーツ!」の3つのテーマで提案している。
「夕日+ブランコ!」は、町の中で特に夕日がきれいな天塩川河川公園にブランコを設置し、町の若者も惹きつける映えスポットを作る案で、同町も前向きに検討するとしている。
「夕日+イベント!」は、町の魅力を紹介するバスツアーで、夕方には河川公園で夕日を楽しむプラン。近隣市町村からの集客を見据えている。
「夕日+スイーツ!」は、全国発信を考えた案で、生徒が夕日をモチーフに考案したスイーツを、地元業者と協力して商品化し、道の駅での販売やふるさと納税の商品としての活用を提案。
同校が出場した「高校生・中学生以下の部」には全国から9組が出場。上位3組には選出されなかったが、「天塩の夕日の良さを生かした優れたアイデア」と、オンライン視聴者が選ぶ「推しチーム投票」で1位を獲得。4人は最高のプレゼンテーションができたと、笑顔で話していた。
(2024年1月掲載)
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