和歌山県 箕島高校 | 未利用魚や規格外オレンジ活用 SDGsな新メニュー、アドベンチャーワールドで販売 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

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未利用魚や規格外オレンジ活用 SDGsな新メニュー、アドベンチャーワールドで販売

和歌山県 箕島高校 1年生のみなさん

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和歌山県立箕島高等学校では、2021年から同校独自の活動「地球市民プロジェクト」を展開。地元の食材や環境の課題などを学び、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた取り組みを考える授業を行っている。

2023年度、1年生は9つの班に分かれて、未来を変えるきっかけを見出そうと、それぞれのテーマで学びを進めてきた。

その中で、傷がついたり規格外という理由で安価で取引されたり、破棄されてしまうこともある「未利用魚」をテーマにした班と、「規格外オレンジ」の活用をテーマにした班が、地元企業と協力し「もったいないを減らすメニュー」を考案。生徒たちは「同じ命なのに捨てられてしまうと知り、なんとかしたいと考えた」「規格外でも味はおいしい。食材としての可能性を発見した」と話す。

未利用魚使用のメニューは「パンダちらし寿司セット」。箕島漁港に水揚げされたコショウダイを使い、寿司酢の代わりにみかん酢を使うことで和歌山らしさを加味した。

規格外オレンジのメニューは、沖縄産バレンシアオレンジを使ったオレンジマスカルポーネ味の「パンダジェラート」。カップは「地球市民プロジェクト」の公式キャラクター「地球市民ちゃん」を、パンダが抱きかかえるような仕様となるデザインで、生徒たちが創案した。

2つのメニューは、生徒たちがSDGs研修を受けている白浜町のアドベンチャーワールドで、12月28日から1月3日までの期間限定販売された。

生徒たちは、地球環境に配慮した料理を楽しみながら、社会課題解決への取り組みを身近に感じてほしいと話し、「これからもフードロス削減に向けた取り組みを考えていきたい」と意欲を見せていた。
(2024年2月掲載)

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