島根県 津和野高校 | 地域に届ける歌声、観光客にも 地元ホテルで定期公演 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

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地域に届ける歌声、観光客にも 地元ホテルで定期公演

島根県 津和野高校 合唱部のみなさん

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2024年3月2日、島根県津和野町のホテルの館内ラウンジで、県立津和野高校の合唱部がミニコンサートを開いた。人気ポップスや日本の季節の歌をメドレーとして編曲した「ふるさとの四季」などを披露。宿泊客から「時間を忘れてしまうくらい聴き入ってしまった」と大好評で、5月から定期開催が決まった。

同部は、「地域に歌声を届ける」を目標とし、同校の文化祭、日原天文台や公民館、福祉施設、地域のイベント、町民と歌って交流する「ふれあい歌声喫茶」など、地域に根ざした活動を展開してきた。

ホテルでの公演は、2023年末、SNSで発信された町内のクリスマスコンサートの様子を見た同ホテルの企画担当スタッフが「当館でもぜひ素敵な歌声をお客様に届けてほしい」と打診したことがきっかけだった。

5月18日、定期開催となった初めての公演には、宿泊客をはじめ、町の人々や同校生徒も来場。部員たちは、漫画家のやなせたかしさん作詞の「さびしいカシの木」や、津和野町出身の画家・安野光雅さんが作詞した曲集「津和野」から選んだ曲など13曲を歌唱。観客たちは、ゆったりとした館内に響き渡る男声3部合唱の美しい歌声に聴き入った。観光に訪れたという宿泊客は「うれしいプレゼントをもらった」と、音楽を通して津和野の魅力を堪能した様子だった。

定期公演が「自分たちの成長につながる」という部員たち。10人に満たない同部だが、今後もフットワークの軽さを生かして、地域のさまざまな場所で活動を行い、歌声を届けていく考えだ。
(2024年8月掲載)

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