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善きことをした高校生達
世のため、人のために立派な行いをしている高校生達を紹介します。
高校生達の活躍を、ぜひご覧ください。
佐賀国スポ・全障スポ 活躍選手に贈る木製の盾とメダルを作製
佐賀県 唐津工業高校 建築科3年生のみなさん
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1946年から始まった「国民体育大会」が、2024年から「国民スポーツ大会」(国スポ)へと新たなスタートを切った。その最初の大会が、佐賀県で開催され、「国スポ」は10月5~15日、続いて「全国障害者スポーツ大会」(全障スポ)が10月26~28日の日程で実施された。
佐賀県大会では、唐津市が市内で行われる競技で活躍した選手を独自に表彰することになり、贈呈する木製の表彰楯とメダルを、バスケットボールの会場になった県立唐津工業高校の生徒たちが製作した。
取り組んだのは建築科の3年生7人。
同科の生徒は、玄海町の浜野浦棚田保全グッズとして、絵馬、キーホルダー、募金箱などの製作や、唐津市に木製ベンチを贈るなどの地域貢献活動を実施しており、今回の活動は唐津市の依頼に応えた。
製作したのは「バスケットボール最多得点賞」「軟式野球MVP」など、5つの正式競技で活躍した選手一人一人に贈る表彰楯(縦18cm×横12cm)を44個、競技順位表彰者に贈るメダル(直径5cm)は、正式6競技、公開競技1競技、全障スポ2競技に945個。
「放課後はほぼ毎日、夏休みも使って結構大変だった」という7人だが、日頃の授業で身につけた知識と技術を活かし、5ヶ月かけて完成させた。
デザインは唐津城のマスコットキャラクター「唐ワンくん」が競技をプレーする様子を、レーザー加工機で描き、表彰楯には桜の木を使用した。
国スポ開催前の9月18日、生徒たちは担当教諭と唐津市役所を訪問。市長から今回の活動に対して感謝状を贈られた。
7人は「ものづくりで地域に貢献することができ、とても達成感があった」と、感謝状を手に笑顔で話していた。
(2024年10月掲載)
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