北海道 岩見沢農業高校 | 幼稚園児と学校演習林を散策 自然の素晴らしさを学ぶ | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

世のため、人のために立派な行いをしている高校生達を紹介します。
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幼稚園児と学校演習林を散策 自然の素晴らしさを学ぶ

北海道 岩見沢農業高校 森林科学科3年生のみなさん

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昨年、創立100周年を迎えた北海道岩見沢農業高校(岩見沢市並木町)では、生徒の伝統的活動として地域との交流活動がある。

今年の5月15日には、森林科学科の3年生が学校近くの岩見沢天使幼稚園の園児を招待し、同校演習林(同市月形町)での散策や交流を楽しんだ。

これは、「園児や児童など、子どもたちに自然の面白さや大切さを知ってもらおう」という取り組みの一環で、当日は、同幼稚園の年長さん24人が、森林科学科3年生36人が出迎える中、同校演習林を訪問。「こんにちは、よろしくお願いします」とあいさつした後、交流が始まった。

はじめは生徒も園児もやや緊張気味。しかし、生徒が園児に軍手をはめてあげたり、いろいろと話しかけたりするうちに、次第に打ち解けていった。そして、手をつないで演習林の中へ出発。引率役の生徒は、園児に森の話をしたり、園児のいろいろな質問にわかりやすい言葉で答えたりし、交流を深めていった。途中、松ぼっくりや笹の葉、フキなどを一緒に拾ったりするたびに、園児の元気な声が演習林の中に響いた。

また、遊歩道の水たまりにサンショウウオの卵があることを生徒が発見。子どもたちは興味津々な様子で観察していた。

演習林ならではの自然をたっぷり楽しんだ後は、一緒にランチタイム。今日初めて出会ったとは思えないほど、和やかな雰囲気の中での食事となった。

園児は、高校生のお兄さん、お姉さんと演習林を散策することで、自然の大切さ、素晴らしさを肌で感じたようで、生徒に「ありがとうございました」と笑顔であいさつしていた。

生徒も「また会おうね」「楽しかったよ」と園児に声をかけ、充実した一日を締めくくっていた。

(2008年7月掲載)

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