秋田県 増田高校 | お米の需要拡大へ 県産あきたこまちで甘味料考案 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

続きは会員の方のみご利用いただけます
(登録無料、利用無料)

友の会 会員(無料)のメリット

会員限定の進学に役立つ情報を見ることができる!
小学生向け

小学生向け

  • 入試過去問題
  • あなたの住んでいる場所から学校を探せる 公立小学校学区情報
  • 中学校情報
  • 教えて塾長

ほか多数!!

中学生向け

中学生向け

  • 入試過去問題
  • 公立中学校の学区情報
  • 高校情報
  • 高校 合格実績から探す

ほか多数!!

高校生向け

高校生向け

  • 無料 英語映像授業
  • 科目選択
  • 学費比較
  • 大学入学共通テスト問題&解答
  • 入試検索
  • 国公立大学・私立大学 偏差値

ほか多数!!

進学に役立つ情報が
メールで届く!

入試の情報、受験お役立ち情報など、進学に役立つ情報をメールでお届けします。

住所などの入力の手間が省ける!
会員登録情報は、JSコーポレーションが運営する以下のサイトでご利用いただけます。
学校情報「日本の学校」
塾情報「日本の塾」
塾アルバイト情報「日本の塾アルバイト」
塾講師募集「日本の先生」
英語教室情報「英語教室情報」
善きことをした高校生達

世のため、人のために立派な行いをしている高校生達を紹介します。
高校生達の活躍を、ぜひご覧ください。

Pick up

お米の需要拡大へ 県産あきたこまちで甘味料考案

秋田県 増田高校 農業科学科研究チームのみなさん

>この学校を詳しく知ろう
秋田県 増田高校 農業科学科研究チームのみなさん1

秋田県立増田高校では、地域農業社会の発展に寄与する担い手の育成に努めており、生徒もその期待に応え、様々な研究活動に勤しんでいる。

今年度も農業科学科の研究チーム4人が、県産米「あきたこまち」から甘味料を作る方法を考案した。価格が下落傾向にある「あきたこまち」の用途拡大と付加価値を高めることが目的。市販の調理器具で作れるため、生徒たちは米の新たな販売形態、収入源として、農閑期での米の蜜の生産を地元農家に提案していきたいという。

砂糖が貴重だった時代、北日本の稲作地帯ではもち米のデンプンを大麦麦芽の酵素ジアスターゼで分解し、糖化させて蜜を作っていた。生徒らはうるち米の「あきたこまち」で出来ないかと考え、宮城県登米市の菓子店が現在もこの製法を受け継いでいると聞き、教えを受けた。その後3ヵ月間、試行錯誤の末に完成させた。

「あきたこまち」と発芽させた麦芽を6時間かけて煮詰めて麻布で搾り、さらに4時間ほど煮詰めると、白く、サラサラな米の蜜ができる。糖度は約60度でクセのないほど良い甘さが特長で、様々な料理に活用できる。地元ホテルで米蜜入ゼリーを試作しており、今後は、菓子店の他、飲食店などにも売り込み、甘味料としての需要を開拓していきたいという。

生徒たちは「米蜜の生産が農家の助けになれば」「あきたこまちの新たな価値をアピールし、蜜の普及と定着をめざしたい」と意気込んでいる。
(2015年7月掲載)

あなたのまわりの素晴らしき高校生・善きことをした高校生をご紹介ください。

掲載につきましては、小社にて検討させて頂くことがあります。
メールに氏名(団体名)、都道府県、高等学校名、学年、あなたのお名前、お電話番号、住所、情報源、記事内容をご明記の上、「日本の学校」編集部へお送りください。
この内容についてのお問い合わせ・ご感想はこちらまで( [email protected] )

株式会社JSコーポレーション 代表取締役社長 米田英一