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善きことをした高校生達
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学校をやめたくない ウガンダの少女へ布ナプキン支援
宮城県 仙台育英学園高校 「ウガンダガールズプロジェクト」のみなさん
>この学校を詳しく知ろう仙台育英学園高校外国語コースの2人の3年生が、アフリカ・ウガンダからの留学生と共に、「ウガンダガールズプロジェクト」を立ち上げた。
ウガンダでは女子生徒の中退率が高く、その理由の一つが「生理」。同国は貧困家庭が多く、生理用品が買えないため、服を汚す心配から学校を休みがちになり、中退につながるという。
そこで3人は、同世代のウガンダの少女たちが安心して学校に通えるよう、洗濯すれば繰り返し使用出来る布ナプキンを自分たちで縫い、送ることを企画。国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を推進する東松島市の協力を得て、昨年5月から4回、作成会を開催した。会には生徒たちの取り組みに賛同した市民約100人が参加。目標だった200人分、400枚を大きく上回る800枚を制作、11月にウガンダの300人の少女に届けられた。少女たちからは、快適に過すことが出来、学校も休まなくなったと感謝の言葉が寄せられたという。
今年2月、仙台市で3人の生徒を囲み、女性を取り巻く環境や社会貢献への考え方などを共有するイベントが開かれ、生徒から「現地の少女たちが今、布ナプキンを使えていることに大きな達成感がある」と活動の成果を報告。ウガンダだけでなく、貧困地域で暮らす少女たちみんなが、生理を気にせず安心して質の高い教育を受けられる社会を目指した。布ナプキンを送るこの取り組みが、その小さな一歩になれたらと話した。
(2020年3月掲載)
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