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善きことをした高校生達
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高校生達の活躍を、ぜひご覧ください。
みんなで応援 特養ホーム職員に手作り入浴介助マスクを贈る
栃木県 佐野松桜高校 学校家庭クラブのみなさん
>この学校を詳しく知ろう新型コロナウィルス感染拡大は、様々な分野に影響を与えている。老人福祉施設でも常にマスクが手放せず、入浴介助中もマスクの着用が必要になっている。介護職員からは、不織布マスクだと濡れて息苦しい、熱中症の懸念がある、フェイスシールドだと曇ってしまったり、シールドの先が利用者に当たったりして心配、などの声があがっているという。
栃木県立佐野松桜高校の学校家庭クラブのメンバーも、学校近所の特別養護老人ホームの職員から同様の話を聞いた。そこで同クラブは、コロナの影響で予定していた活動が中止となったことから、地域交流の一環として自分たちのできることをしようと、入浴介助中や夏の暑い時でも快適に使える布マスクを製作し、同ホームに贈る企画を考えた。
メンバーはまず様々な生地から伸縮性があり、水着などにも使われる吸水・速乾・涼感加工されたハイテンションニットを選択。伸縮性があるため、縫う時のミシンの工夫や型紙の改良、試作を重ねた他、教員に試着してもらい意見を聞くなどして約50枚の入浴介助マスクを製作した。
サイズは5種あり、メンバーが考えた使用上の注意なども同封して一枚一枚丁寧に包装。8月末、クラブの代表が同ホームを訪れ、施設長に手渡し、おおいに感謝された。
家庭クラブでは、職員から使い心地などを聞き、改良を加えるなど、次回の活動の参考にしたいと話している。
(2020年10月掲載)
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