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善きことをした高校生達
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藍を食べて健康に 「藍食」普及へ 藍ドレッシングを商品化
徳島県 徳島市立高校 家庭クラブのみなさん
>この学校を詳しく知ろう「JAPAN BLUE」とも呼ばれ、世界的にも知られる日本の「藍」。近年、染料としてだけでなく、藍が持つ効果、効能を生かした「藍食」が注目されている。
「阿波藍」で有名な徳島県の徳島市立高校の家庭クラブは、昨年7月、藍染スタジオ経営者の講演を聞いたことをきっかけに、「藍食」の普及に本格的に取り組み始めた。
同クラブでは以前から学校で栽培した藍を使った調理実習を行っており、藍の料理やお菓子作りに挑戦。そのまま食べると少し苦味がある藍だが、調理すると「思った以上に美味しい」と話す。
生徒たちが藍食普及拡大の商品として選んだのが、毎日使える「藍ドレッシング」。鳴門市の生ドレッシング専門店の協力を得て試作を重ね、さっぱりした口当たりのスダチ味とチーズ味の2種を開発・商品化した。ラベルデザインも生徒たちが考えた。
今年3月、徳島市で毎月最終日曜日に開かれる産直市「とくしまマルシェ」に「藍食」をテーマに初出店。藍ドレッシングに加え、藍パウダーを練り込んだ生徒手作りのカステラとクッキーも揃えた。藍ドレッシングは葉物野菜と並べてサラダのレシピを提案する工夫も。そして生徒たちが「藍のドレッシングはいかがですか」と呼びかけると、多くの来場客が試食し「野菜の美味しさを引き立てる」と好評で、用意した60本を完売。「お客さんの反応が良くて嬉しい」と笑顔の生徒たちは、今後も健康につながる藍食普及のためマルシェに出店したいと話し、「自分たちができることを考えていきたい」と意欲を見せていた。
(2021年5月掲載)
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