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善きことをした高校生達
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多彩なキャンペーン企画で、特産「紀州南高梅」をPR
和歌山県 神島(かしま)高校 商品開発プロジェクト「神島屋」のみなさん
>この学校を詳しく知ろう和歌山県立神島高校の商品開発プロジェクト「神島屋」の生徒たちが、今年6月、田辺市など地域特産の「紀州南高梅」とコロナ禍で奮闘中の飲食店のPR企画「梅を食べようキャンペーン」を実施した。
神島屋は2012年に経営科学科の選択授業の中で、紀州南高梅など、地域資源を活用した商品開発や企画作りを学ぶ生徒たちが始めた取り組み。
同キャンペーンは昨年に続く活動で第4弾まである。第1弾は、田辺市内などの飲食店12店の梅を使った弁当のテイクアウトチラシの制作。第2弾は、JA紀南産直店でのイベント企画「ウメェ弁当販売」。チラシ掲載の11店各35食を用意し、早々に完売した。第3弾は、インスタグラムを使った「ウメェ梅弁当コンテスト」。弁当に梅を使うことが条件で、生徒たちが食べたくなる弁当の写真が多く投稿され、今後の弁当開発の参考にしたいという。そして第4弾が、梅を使ったスイーツを販売する、地元田辺市やみなべ町などの和洋菓子店を紹介するリーフレット「うめぇ~スイーツあつめました」の作成。スイーツを提供するのは13店で、まんじゅうやケーキ、アイス、ピザ、クレープ、ソーダなど個性的な商品を写真付きで紹介。この中には生徒たちの働きかけで、新たに梅スイーツを商品化した店もある。
生徒が各商品のおすすめポイントを記したリーフレットには、掲載店の梅スイーツを購入するとスタンプを押してもらうコーナーがあり、5店貯まると抽選で賞品がもらえる特典も。梅とスイーツを組み合わせることで、若者にもアピールしようと企画したという生徒たちは、「各店の味を食べ比べてほしい」とPRしていた。
(2021年7月掲載)
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