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善きことをした高校生達
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「オーガニック給食の日」 持続可能な食と農の在り方考えて
東京都 文化学園大学杉並中学・高校 5人の高校2年生
>この学校を詳しく知ろう2024年1月25日、文化学園大学杉並中学・高等学校の中学生約390人に、有機農産物を取り入れた「オーガニック給食」が提供された。企画したのは5人の高校2年生。課外活動「STEAMプロジェクト」の一つで、有機農業の可能性など持続可能な食と農について学びを重ねてきた。そこでこれまでの成果を生かそうと、オーガニック給食に詳しいNPO法人をコーディネーターに、給食の調理委託会社、食材の流通団体の協力を得て「食べるOrganic協議会」を発足させた。
5人は給食用の食材を提供してくれる茨城、愛知、福岡、熊本の農家を訪れ、有機農業の優れた特長などを聞き「食べる人の健康を願い、妥協せず情熱を込めて野菜を作る姿に感動した」という。1月9日、中学校でオーガニック給食のプレゼンテーションを行い、中学生に私たちの体は食べたものでできていること、有機農業は土壌汚染をなくし環境に良いこと、健康的でおいしい農産物ができることや、持続可能な社会を実現するうえで、「食」と「農」は欠かせぬテーマであることを伝えた。
そして当日。献立は白米にみそ汁、サバの唐揚げ(ねぎソース)、サツマイモとミカンで、サバ以外はほぼ全て有機JAS認証を得た食材が使われた。給食の時間には5人が訪ねた有機農家を紹介する動画を放映。「農家の方の話を聞いて、いつもより食材の風味や食感を味わって食べることができた」という中学生の言葉に、5人は、生産者の思いを聞いてもらうことで、「食べる」だけでなく、給食を通じて「学ぶ」ことができるよう工夫したといい、今後も、食と農に関する企画を考え、持続可能な社会の在り方を学ぶ機会を提供していきたいと話していた。
(2024年3月掲載)
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