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善きことをした小学生・中学生達
世のため、人のために立派な行いをしている小学生・中学生達を紹介します。
子供達の活躍を、ぜひご覧ください。
目指せ8万個!ペットボトルキャップ回収で植林に協力
群馬県 塚沢小学校 全児童のみなさん
>この学校を詳しく知ろう
広大な関東平野の北端に位置する高崎市に、1874(明治7)年創立の市立塚沢小学校がある。「生き生きとした心豊かでたくましい児童の育成」を教育目標とし、児童たちも“自分で考え進んで実行できる子”“思いやりのあるあたたかい心の子”“健康でたくましい子”を目指し、様々な活動に挑戦している。その中で、全校挙げて取り組んでいるのが、ペットボトルのキャップを回収する「スマイルエコキャップ活動」だ。
今年で2年目。第1回の昨年は、高崎市制110周年にちなんだ社会貢献活動として、途上国の子ども110人にポリオワクチンを贈ることを目標に取り組んだ。
2回目となった今回は、インドネシアのマングローブ植林活動に協力することを決め、「環境問題を意識した学校区域にしよう」をテーマに11月に開く「塚沢小ふれあい祭り」に向けて、苗木20本分に当たる80,000個のキャップを集めることを目標にした。
5、6年生の各クラス代表児童12人でつくる「スマイル環境委員会」が活動を推進。校舎の玄関に回収ボックスを設置し、校内放送やチラシを作るなどして全校生に協力を呼び掛けている。児童も家庭などで集めたキャップを持ち寄るなど、積極的に協力している。
分別作業や集計を担当する児童は「地域の人にも協力してもらい、順調に集まっている。ふれあい祭りまでに目標を上回れるよう、最後までがんばりたい」と意気込む。同校の校長は「回収活動を通じて環境問題を意識し続けることが大切。学校と家庭、地域に一体感が生まれている」と話していた。
なお、11月13日に行われた「塚沢小ふれあい祭り」において成果発表が行われ、最終的には486,450個のキャップが集まり、NPO法人を通じてインドネシアに117本のマングローブの苗木を贈ったことを報告した。そして今後も、スマイルエコキャップ活動をさらに充実させていくことを誓った。
(2011年11月掲載)
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