新潟県 味方(あじかた)小学校 | 被災地の小学校支援へ、自分たちで育てたお米を販売 | 善きことをした小・中学生達 - 日本の学校

善きことをした小学生・中学生達

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被災地の小学校支援へ、自分たちで育てたお米を販売

新潟県 味方(あじかた)小学校 5年生のみなさん

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新潟市立味方小学校の5年生は、昨年度から学校田で育てたお米を販売し、東日本大震災で被災した宮城県の石巻市立門脇小学校に寄付金を送る活動を続けている。

きっかけは門脇小の元校長Aさんからの手紙だった。

2010年末、当時の5年生が初の試みとしてJR新潟駅などでお米を販売した。その後、購入者から100通を越える感想の手紙が届いた中に、Aさんの手紙があった。

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そして2011年3月11日、門脇小を津波が襲った。

味方小の5年生は、米作りの目的をAさんとの縁から門脇小支援に向けることにし、地元農家の協力を得ながら減農薬法で稲作に取り組んだ。

11年暮れ、「元気・勇気・笑顔米」と名付けたお米を新潟駅やふるさと村などで販売。子どもたちは門脇小の被災の様子を訴え、13万円を売り上げた。

2012年1月12日、学校職員やPTA会長らが門脇小学校を訪問し、お米の代金と募金を合わせた約15万円を義援金に、メッセージビデオとチューリップの球根を植えた鉢を贈った。

平成24年度の5年生も先輩の意志を受け継いで米作りに励み、同年12月11日から3日間、新潟駅万代口などに立ち1kg500円で販売した。子どもたちは「心ほっこりピース米」と命名したお米を手に、「もちもちで美味しいよ」と通行人に元気いっぱいに呼び掛け、450kgを完売した。義援金は近々門脇小に届けられることになっており、同校の児童は、今後も自分たちにできる精いっぱいの支援をしたいと話している。
(2013年2月掲載)

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