石川県 鵜川小学校 | 公民館の障子ににわか祭の武者絵を再現 迫力ある絵に町民絶賛 | 善きことをした小・中学生達 - 日本の学校

善きことをした小学生・中学生達

世のため、人のために立派な行いをしている小学生・中学生達を紹介します。
子供達の活躍を、ぜひご覧ください。

公民館の障子ににわか祭の武者絵を再現 迫力ある絵に町民絶賛

石川県 鵜川小学校 鵜川公民館・祭囃子(まつりばやし)教室のみなさん

>この学校を詳しく知ろう

約350年の伝統を誇る能登町鵜川地区の「にわか祭」。その奉灯を飾る武者絵を同町立鵜川小学校の児童が鵜川公民館の障子に再現した。子どもたちは、にわか祭の袖キリコに乗って笛や太鼓を奏でるため、鵜川公民館の「祭囃子教室」に通うメンバーだ。練習する2階和室に2組ある障子を張り替える際に、武者絵の作成を企画。今春4月、まず1組目を教室の大人たちが武者絵を描いた。武者絵は8月のお祭り本番しか見る機会がないため、町民から「あ、おまつりや!」と大好評。そこで、祭囃子教室の子どもたちが、もう一組の障子は私たちに描かせて、と手をあげた。対の方が迫力ある、と公民館も賛成し、5月の連休明けから製作を始めた。現役絵師の指導を受け、6年生と4年生の児童2人が鉛筆で下絵描きに挑戦。他の児童は色塗りから作業に加わった。

子どもたちが描いたのは、「南総里見八犬伝」(滝沢馬琴作)の化け猫退治の場面。幅1メートル、高さ1・7メートルの障子紙5枚に黒く染めた和紙を貼って筆遣いを再現。明かりを目立たせるため、絵の縁に余白を残すなど、本物の武者絵と同じ手法を取り入れた。完成後、大人が描いた武者絵と2階和室の窓にセットされた。夜、明かりが灯ると一層美しく迫力も満点。子どもたちは、「祭りのにぎやかさが伝わると思う」「障子の絵から祭りの迫力を感じてほしい」「祭りに来る人が増えたらうれしい」と話していた。

石川県 鵜川小学校 鵜川公民館・祭囃子(まつりばやし)教室のみなさん2 石川県 鵜川小学校 鵜川公民館・祭囃子(まつりばやし)教室のみなさん3

(2013年7月掲載)

あなたのまわりの素晴らしき小学生・中学生/善きことをした小学生・中学生をご紹介ください。
掲載につきましては、小社にて検討させて頂くことがあります。
メールに氏名(団体名)、都道府県、小学校名・中学校名、学年、あなたのお名前、お電話番号、住所、情報源、記事内容をご明記の上、「日本の学校」編集部へお送りください。
この内容についてのお問い合わせ・ご感想はこちらまで( [email protected] )

中学校オススメコンテンツ
私立中学校のパンフレット取り寄せ 入試過去問題
塾情報
JS日本の塾
気になる学校を調べよう
中学校情報
お役立ち記事
私の幼少期~両親の教え~

株式会社JSコーポレーション 代表取締役社長 米田英一