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善きことをした小学生・中学生達
世のため、人のために立派な行いをしている小学生・中学生達を紹介します。
子供達の活躍を、ぜひご覧ください。
自分たちで育てたもち米、今年も被災地の小学校に贈る
佐賀県 武雄市立山内東小学校 全児童のみなさん
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武雄市立山内東小学校の子どもたちは昨年12月、岩手県の宮古市立鍬ケ崎小学校に、自分たちが育てたもち米を贈った。
東日本大震災後から続いている励ましのもち米で、同校の教師が鍬ヶ崎小学校に知り合いがいたことから「震災支援のため、なにかできないか」と打診したのがきっかけ。
児童たちは、鍬ヶ崎小学校の児童とインターネットテレビ電話「スカイプ」などで交流を深め、東日本大震災と命の尊さを心に刻んできた。
もち米は、地域の人から約8アールの田んぼを借り、PTAと全児童が協力して田植えから稲刈りまで育てたもので、5回目となる今回は30キロを寄贈した。
出発式当日は、学校に児童の他、保護者や郵便局の担当者が参加。代表の児童が「震災で被害に遭った人たちに笑顔になってもらえるよう、心を込めて作りました」とあいさつ。6年生43人が一人一人書いたメッセージも箱に詰め「郵便局のみなさんよろしく」と、配達担当者に託した。
鍬ケ崎小学校では毎年、児童と地域住民が一緒になってもちをつく「もちつき交流会」を実施しており、山内東小学校から贈られたもち米で、地域の団結を強め「元気をもらっている」と感謝している。
(2016年1月掲載)
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